京都
きょうと
名詞頻度ランク #1465 · 青空 8504 例
標準
Kyoto (city, prefecture)
文例 · 用例
京都は嘗つて小生自身二年間ゐて、詩人にとつては有難い土地だと思つてゐるので、京都あたりからもつと面白いものが出てもよかりさうなものだと、かねがね思つてゐたが、仲々出なかつた。
— 中原中也 『感想』 青空文庫
」 右は一千九百三十二年四月、三造京都大学を卒へて帰京して間もなくの頃、その頃三造の友人であり、今は亡き無邪気な男の死後発見された紙片の抜粋である。
— 中原中也 『青年青木三造』 青空文庫
昨年は、竹村書房から「皮膚と心」京都の人文書院から「思い出」河出書房から「女の決闘」が出ました。
— 太宰治 『私の著作集』 青空文庫
彼を校長としてゐる中学は、京都市の私立中学では一番好いと云はれてゐる。
— 中原中也 『校長』 青空文庫
京都立命館中学に転校す。
— 中原中也 『我が詩観』 青空文庫
大正十三年夏富永太郎京都に来て、彼より仏国詩人等の存在を学ぶ。
— 中原中也 『我が詩観』 青空文庫
五 さうした、所詮世上のニヒリストには最も馬鹿気たと見えるだらう生活を――私自身もこだはつた生活だと今では思つてゐる――してゐた私は、今態々落第して、それをキツカケに京都の某中学に転校してゐて、「その頃の生活」の環境といふものと離れてゐる。
— 中原中也 『その頃の生活』 青空文庫
それは彼の単なる詩人的エキゾチシズムと見るよりは、彼の生活していた江戸時代の文化情操が、町人的卑俗主義に堕していたことで、蕪村の貴族主義と容れなかった上に、彼自身が京都に住んでいたためと思われる。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫