斯文
しぶん
名詞
標準
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文例 · 用例
(中略)三先生既に斯文の宗主、後学の師範たり、仏老を攘斥すというと雖も、必ず当に理に拠って至公無私なるべし、即ち人心服せん。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
匡の地で暴民に囲まれた時|昂然として孔子の言った「天のいまだ斯文を喪さざるや匡人それ予をいかんせんや」が、今は子路にも実に良く解って来た。
— 中島敦 『弟子』 青空文庫
さりながら、この業、もとより、このたびのみにして已むべきにあらず、年を逐ひて刪修潤色の功をつみ、再版、三版、四五版にもいたらむ、天のおのれに年を假さむかぎりは、斯文のために撓むことあるべからず。
— 大槻文彦 『ことばのうみのおくがき』 青空文庫
私は先年『斯文』といふ雜誌の孔子追遠號に、孔子の人格に關する私見を披瀝して置いたから、之を抄録して茲にその大要を紹介する。
— 桑原隲藏 『支那史上の偉人(孔子と孔明)』 青空文庫
まるで、半大字形か波斯文字みたいだ。
— 小栗虫太郎 『黒死館殺人事件』 青空文庫
しかし、まだそれだけでは、要するに別個の暗号を作るにすぎないし、またqとbでも同じようだけれど、それでは解答が、楔形文字か波斯文字みたいになってしまうのだよ」 それから一息いれた体で、冷たくなった残りの紅茶を不味そうに流し入れてから、法水は一気に語り続けた。
— 小栗虫太郎 『黒死館殺人事件』 青空文庫
が、これは斯文会が組織を拡張する際において合併されて、私も未だ特別会員にはなっているが、その後は祭典があっても、余り出席せない。
— 内藤鳴雪 『鳴雪自叙伝』 青空文庫
森春濤が挽詩二首の一に「百年天未喪斯文。
— 永井荷風 『下谷叢話』 青空文庫
作例 · 標準
斯文の興隆を願って、彼は生涯をかけて儒学の研究に没頭した。
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斯文の徒として、常に礼節を重んじ真理を追究する姿勢を忘れてはならない。
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この学会は、江戸時代から続く斯文の伝統を現代に伝える重要な役割を担っている。
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