文人
ぶんじん
名詞頻度ランク #29866 · 青空 848 例
標準
person of letters
文例 · 用例
叙事は謂はば文人画風の型を作り、かくて人間的心情は所謂美――私にとつてはデコレイション――とその余りの部分とに分裂した。
— 中原中也 『詩と詩人』 青空文庫
言はばこれ等の人々の俳句は、多く皆「文人の余技」と言ふだけの価値に過ぎず、単に趣味性の好事としか見られないのである。
— 俳人としての芥川龍之介と室生犀星 『小説家の俳句』 青空文庫
芥川龍之介は一代の才人であり、琴棋書画のあらゆる文人芸に達した能士であつたが、その俳句は、やはり多分にもれず文人芸の上乗のものにしか過ぎなかつた。
— 俳人としての芥川龍之介と室生犀星 『小説家の俳句』 青空文庫
即ち他の多くの小説家の例にひとしく、彼の俳句もまた「文人の余技」である。
— 俳人としての芥川龍之介と室生犀星 『小説家の俳句』 青空文庫
井伏さんからは特に文章を、佐藤先生からは特に文人墨客の魂を、さうして、菊池氏からは家を。
— 太宰治 『先生三人』 青空文庫
純粹に文章を創る事だけを樂しみ、稿料をもらふ事なんぞてんで考へてゐないやうな文人にだけ、たくさんの貯金が出來るものかも知れない。
— 太宰治 『金錢の話』 青空文庫
大体、戦前から戦後にかけて彼の筆役勤務の現役を終えた文人であって、この付近に雑誌社、新聞社の巣窟があった時代の習慣で足はおのずとここへ向く。
— ――朝と昼―― 『巴里のキャフェ』 青空文庫
かつて室生君が漸くまだ四十歳位の壯年時代に、自分の老を歎息するとか、老を樂しむとかいふやうなことを書いたのを見て、僕は思はず失笑してしまつたが、東洋の文學では老を誇張することさへが、一つの風雅な文人趣味に考へられてゐるほどでもある。
— 萩原朔太郎 『詩に告別した室生犀星君へ』 青空文庫
作例 · 標準
彼は、才能ある文人として、多くの作品を残した。
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その時代には、多くの文人が集まり、文化が栄えた。
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文人の描く世界は、読者に深い感動を与える。
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