回章
かいしょう
名詞
標準
circular
文例 · 用例
(編集其他の事項に就ては近々回章を出します。
— 種田山頭火 『雑信(二)』 青空文庫
月番から回章で、二十七日から二十九日まで、「総郷|上り正月」のふれが来た。
— 徳冨健次郎 『みみずのたはこと』 青空文庫
回章の月番の名に、見馴れた寺本の七蔵の名はなくて、息子の喜三郎の名が見える。
— 徳冨健次郎 『みみずのたはこと』 青空文庫
心ある人々これを憂い、饅頭の中に回章を秘めて同志の間に配布し、八月十五日の夜志士ら蹶起して喇嘛僧を鏖殺し、僅かに生き残った者は辛うじて蒙古に逃れ、支那には全く跡を絶った。
— ――所信と体験―― 『一商人として』 青空文庫
しかし冠婚葬祭のすべてを喇嘛教の宗教的儀式によって行っていた長い間の習慣はなかなか消えるものでなく、秋至り十五夜を迎うるごとにいまさらの如く彼らをしのび、また回章を封じて配った饅頭の故事を記念して年々この菓子をつくり、贈答するに至ったもので、明月に因んでこれを月餅と称したのであるという。
— ――所信と体験―― 『一商人として』 青空文庫
二人で有志懇親会の発起人を承わると、僕が回章を書いて、菊太郎君が会計方を勤める。
— 佐々木邦 『勝ち運負け運』 青空文庫
でも、頑固に、「いいえいな、家に、市の学校へやったりするかいしょうがあるもんかいな。
— 黒島傳治 『電報』 青空文庫
私には何のかいしょうもないのですから、私は与えてくれる以上のものを父に求める気にはなられません。
— 倉田百三 『青春の息の痕』 青空文庫
標準
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