海将
かいしょう
名詞
標準
Vice-Admiral (Maritime Self-Defence Force of Japan) (defense)
文例 · 用例
そして葬儀は厳粛ではあったが、また簡素でもあり、「陸海将官の葬儀に見るようなものものしい盛観や美麗さもなく、彼の生涯や業績について何事も語られなかったが、しかし粛然たる静謐な空気が全|堂宇に充ちわたり、これこそ彼が願望したすべてであったと云う印象を消し難く残した」と云われています。
— 石原純 『ロード・ラザフォード』 青空文庫
まったく、アテナイ軍の水師提督カブリアスは、スパルタの海将ポリスをナクソス島付近でうち破ったが、前例の不幸を再びなめまいとして、その国の興廃にとって最も重大な戦争の確実な成果を失った。
— ESSAIS DE MONTAIGNE 『モンテーニュ随想録』 青空文庫
でも、頑固に、「いいえいな、家に、市の学校へやったりするかいしょうがあるもんかいな。
— 黒島傳治 『電報』 青空文庫
私には何のかいしょうもないのですから、私は与えてくれる以上のものを父に求める気にはなられません。
— 倉田百三 『青春の息の痕』 青空文庫
つづいて、オランダ・ロシア・イギリス・フランスの四か国とも条約をむすび、すでに日米和親条約で開港されていた下田・箱館(函館)にくわえて、ちかいしょうらい、神奈川(横浜)・長崎・新潟・兵庫(神戸)のみなとをひらくことがきめられました。
— ペンは剣よりも強し 『福沢諭吉』 青空文庫
「お母さん、ぼくらのピクニックのほうが早くすんだらどうしよう」「そしたら水月の下の浜で、石でも投げてあそんどればいい」「本村の子が、いじめにきたら」「ふん、並木もいじめかえしてやりゃあいい」「ぼくらより強かったら」「かいしょうのない、大きな声でわあわあ泣くといい」「笑われらァ」「そうだ、笑われらァ。
— 壺井栄 『二十四の瞳』 青空文庫