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快勝

かいしょう
名詞動詞-サ変動詞-自動詞頻度ランク #23753 · 青空 13
1
標準
sweeping victory
文例 · 用例
と、今まで晴れやかに続けざまの快勝を享楽していたらしい忠直卿の面を、暗欝の陰影が掠めたかと思うと、彼はいきなり立ち上って、二人の間に置かれている碁盤を足蹴にした。
菊池寛 忠直卿行状記 青空文庫
想はぬ快勝を見た「W」側の観衆は、鬨の声を挙げて総立となり、冷雨の降り止んだばかりの寒風も知らずに、上着までを脱いで踊り狂つた。
牧野信一 サクラの花びら 青空文庫
それには、陸上トレンチノ線の、快勝が原因だったのである。
小栗虫太郎 潜航艇「鷹の城」 青空文庫
闘いは帆村の快勝と見えた。
海野十三 蠅男 青空文庫
例えば巨人軍は全国至る所で胸のすくような快勝振りを発揮している。
戸坂潤 思想と風俗 青空文庫
二年間負け続けて先輩から風紀|敗頽の譏を受けていた折からの快勝に、嬉しさ余った選手達は相擁して泣き出すという始末。
佐々木邦 脱線息子 青空文庫
――天が快勝の機をわが武田家に与え給うもの、この機をつかめぬようなものは、武将の器ではない。
第五分冊 新書太閤記 青空文庫
かれは戦術よりも外交、小局の快勝よりも、大局の制覇を――手のろくても、望んでいる。
第十分冊 新書太閤記 青空文庫