忠信
ちゅうしん
名詞頻度ランク #38538 · 青空 146 例
標準
faithfulness
文例 · 用例
これ、佐藤次信忠信兄弟の妻、二人都にて討死せしのち、其の母の泣悲しむがいとしさに、我が夫の姿をまなび、老ひたる人を慰めたる、優しき心をあはれがりて時の人木像に彫みしものなりといふ。
— 泉鏡太郎 『甲冑堂』 青空文庫
元禄の頃の陸奥千鳥には――木川村入口に鐙摺の岩あり、一騎立の細道なり、少し行きて右の方に寺あり、小高き所、堂一宇、次信、忠信の両妻、軍立の姿にて相双び立つ。
— 泉鏡太郎 『甲冑堂』 青空文庫
一番目に左団次の「碁盤忠信」、二番目に菊五郎の「筆売幸兵衛」、いずれも初演にて好評。
— 岡本綺堂 『明治演劇年表』 青空文庫
太祖顧みて殷に語りたまわく、汝老成忠信、幼主を託すべしと。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
敬義 以て衣と為し、忠信 以て冠と為し、慈仁 以て佩と為し、廉知 以て※と為し、特り立つて 千古を睨まば、万象 昭らかにして昏き無からむ。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
狐忠信の幕で若い日本の娘たちが花四天になって踊るのだが外人の踊りを見慣れた眼には娘の手足がまるで唐草模様のように巻いたりくねって動くのが人間より抜けていた。
— 岡本かの子 『豆腐買い』 青空文庫
いつの程にか仁義礼智忠信孝悌となりかはりて。
— 北村透谷 『処女の純潔を論ず』 青空文庫
漢朝に対する忠信という点から考えるなら、いつまでも節旄を持して曠野に飢えるのと、ただちに節旄を焼いてのち自ら首|刎ねるのとの間に、別に差異はなさそうに思われる。
— 中島敦 『李陵』 青空文庫
作例 · 標準
古くから忠信は武士の誉れとされてきた。
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彼の言葉には、人としての忠信が深く感じられる。
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何よりも忠信を重んじるという彼の姿勢は、皆から尊敬された。
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