奸臣
かんしん
名詞
標準
disloyal retainer
文例 · 用例
この術は決して新しいものではなくて、古い古い昔から、時には偉大なる王者や聖賢により、時にはさらにより多く奸臣の扇動者によって利用されて来たものである。
— 寺田寅彦 『錯覚数題』 青空文庫
王こゝに於て杖を投じて起って曰く、我何ぞ病まん、奸臣に迫らるゝ耳、とて遂に貴等の将士、二人が時を移して還らざるを見、始は疑い、後は覚りて、各散じ去る。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
天子の正朔を奉ぜず、敢て建文の年号を去って、洪武三十二年と称し、道衍を帷幄の謀師とし、金忠を紀善として機密に参ぜしめ、張玉、朱能、丘福を都指揮|僉事とし、張、榑、栢、桂、楚楚」は底本では「し、備さに苦毒を極め、迫りて臣|不軌を謀ると言わしめ、遂に宋忠、謝貴、張を執え、始めて奸臣|欺詐の謀を知りぬ。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
譬えば大樹を伐るに、先ず附枝を剪るが如し、親藩既に滅びなば、朝廷孤立し、奸臣志を得んには、社稷危からん。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
燕王|聴かずして曰く、皇考の分ちたまえる吾地も且保つ能わざらんとせり、何ぞ更に地を割くを望まん、たゞ奸臣を得るの後、孝陵に謁せんと。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
|奸臣得計兮謀国用猶。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
太子は従者に運ばせた牡豚を殺して父に盟わしめ、太子としての己の位置を保証させ、さて渾良夫の如き奸臣はたちどころに誅すべしと迫る。
— 中島敦 『盈虚』 青空文庫
太子は從者に運ばせた牡豚を殺して父に盟はしめ、太子としての己の位置を保證させ、さて揮良夫の如き奸臣はたちどころに誅すべしと迫る。
— 中島敦 『盈虚』 青空文庫
作例 · 標準
奸臣がはびこり、国政は乱れた。
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彼は陰で主君を陥れようとする奸臣であった。
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歴史上、多くの王朝が奸臣のせいで衰退した。
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