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注進

ちゅうしん
名詞動詞-サ変動詞-他動詞
1
標準
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文例 · 用例
団九郎、尚も大声に、T「先生に一本 御手合せ 願い度く」 取次の侍「暫時御待ちの程を」と言って、 泡喰って、奥へ注進する。
山中貞雄 武蔵旅日記 青空文庫
六「裏の美しいのは、旦那樣、……坊主の持ものでござります……」 道理こそ、出入りを人に隱して形を見せぬと、一晩お媼さんが注進顏で、功らしく言つた事を覺えて居る。
泉鏡太郎 淺茅生 青空文庫
」 その時、松崎の女房は、二階へばたばたと駈上り、御注進と云う処を、鎧が縞の半纏で、草摺短な格子の前掛、ものが無常だけに、ト手は飜さず、すなわち尋常に黒繻子の襟を合わせて、火鉢の向うへ中腰で細くなる…… 髪も櫛巻、透切れのした繻子の帯、この段何とも致方がない。
泉鏡花 陽炎座 青空文庫
其の白きを履んで散歩する市郎の許へ、彼の七兵衛|老爺が駈けて来て、大きな眼と口とを頻に働かせながら、山※の一件を注進したのである。
岡本綺堂 飛騨の怪談 青空文庫
蒙古退治の注進状の中に、確か此人の連名もあったかと思いますが……。
岡本綺堂 飛騨の怪談 青空文庫
其当時、飛騨国の地頭職は藤原姓を冒す飛騨判官朝高という武将で、彼も蒙古退治の注進状に署名したる一人であった。
岡本綺堂 飛騨の怪談 青空文庫
その注進に驚かされて、おせきの両親は要次郎と一緒にそこへ駈けつけてみると、おせきは右の肩から袈裟斬りに斬られて往来のまん中に倒れていた。
岡本綺堂 影を踏まれた女 青空文庫
この巻の井伏さんの、ゆるやかな旅行見聞記みたいな作品をお読みになりながら、以上の私の注進も、読者はその胸のどこかの片隅に湛えておいて頂けたら、うれしい。
太宰治 『井伏鱒二選集』後記 青空文庫
作例 · 標準
敵の動向について注進があったので、すぐに警戒態勢に入った。
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急を要する注進があれば、夜中でも起こして構わない。
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彼は戦況に関する正確な注進をもたらし、作戦に貢献した。
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ウィキペディア

注進(ちゅうしん)は、事件や出来事などを書き記して上申することを指す言葉、またはその書状のこと(注進状)。現在では、転じて、事件などを急いで目上の人に報告することを指す。

出典: 注進 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0