反臣
はんしん
名詞
標準
文例 · 用例
しかも、彼等の密邇し奉れる後白河法皇は、入道信西をして、「反臣側にあるをも知ろしめさず。
— 芥川龍之介 『木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)』 青空文庫
水戸の史家が彼を反臣伝中の一人たらしめしが如き、此間の心事を知らざるもの、吾人遂に其余りに近眼なるに失笑せざる能はざる也。
— 芥川龍之介 『木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)』 青空文庫
是豈彼が一身を顧みざるの所以、彼が革命の使命を帯びたる健児たるの所以、而して頼朝が甘じて反臣伝に録せらるゝをなさざりし所以にあらずや。
— 芥川龍之介 『木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)』 青空文庫
梁の武帝が反臣侯景の爲に建康の臺城に圍まれた時、官軍糧食に乏しく、馬肉に人肉を雜へて飢を凌いた(『南史』卷八十、侯景傳)。
— 桑原隲藏 『支那人間に於ける食人肉の風習』 青空文庫
京都府北桑田郡|周山村の八幡宮の縁起に、康平年中に源義家が反臣安倍貞任を誅し、屍体を卜部の勘文により四つに斬って四ヶ所に埋めたが、それでも祟るので鎮護のために宇佐から八幡宮を勧請したのであると伝えている。
— 中山太郎 『屍体と民俗』 青空文庫
不義の旗、反臣の軍。
— 第六分冊 『新書太閤記』 青空文庫