嗤笑
ししょう
名詞動詞-サ変
標準
sneer
文例 · 用例
幽かに言ひし一言あはれ千万無量の思ひを籠めて、まこと闇路に迷ひぬべき事なるを、引受けし我れ其甲斐もなく、世の嗤笑に為しも終らば、第一は亡き妹に対し我が薄井の家名に対し、伯母が身は抑も何とすべき。
— 樋口一葉 『雪の日』 青空文庫
」 渠の友は嗤笑いぬ。
— 泉鏡花 『取舵』 青空文庫
人々はそんな無理な事が出來るものかと嗤笑した。
— 幸田露伴 『華嚴瀧』 青空文庫
非難や嗤笑は、世の中の賢顏する詰らない男、ガスモク野郎、十把一からげ野郎の必ず所有してゐる玩具である。
— 幸田露伴 『華嚴瀧』 青空文庫
古い古いと自国を自慢するが常なる日本人ほど旧物を破壊する民なしとは、建国わずか百三十余年の米国人の口よりすら毎々嗤笑の態度をもって言わるるを聞くなり。
— 南方熊楠 『神社合祀に関する意見』 青空文庫
宜なる哉、縲絏の辱めを受けて獄中にあるや、同志よりは背徳者として擯斥せられ、牢獄の役員にも嗤笑せられて、やがて公判開廷の時ある壮士のために傷つけられぬ。
— 福田英子 『妾の半生涯』 青空文庫
夫が凡て自分や久米を嗤笑し軽蔑して居るやうに聞える。
— 菊池寛 『学生時代の久米正雄』 青空文庫
貫一はこの体を見て更に嗤笑ひつ。
— 尾崎紅葉 『金色夜叉』 青空文庫
作例 · 標準
彼の失敗を、周囲の人々は嗤笑した。
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批判的な意見に対し、彼はただ嗤笑するだけで、まともに答えようとしなかった。
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「ふっ、くだらない。そんなことで俺を止められるとでも思ったか?」(嗤笑)
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