侮辱
ぶじょく
名詞動詞-サ変動詞-他動詞頻度ランク #12014 · 青空 1810 例
標準
insult
文例 · 用例
晩年多少日本に幻滅を感じた時でさえも、他の外人が日本を悪意的に批評する時、いつも憤然として大に怒り、さながら自分の愛人を侮辱された時の騎士のごとく、鋭い反撃の槍をふるって突き当って行った。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
故にその同情は憐憫であり、侮辱であるにすぎないだらう。
— 萩原朔太郎 『芥川龍之介の死』 青空文庫
先生は、昨年の春、同じ学部の若い教授と意見の衝突があって、忍ぶべからざる侮辱を受けたとかの理由を以て大学の講壇から去り、いまは牛込の御自宅で、それこそ晴耕雨読とでもいうべき悠々自適の生活をなさっているのだ。
— 太宰治 『佳日』 青空文庫
願くは我れを蹈みつけ侮辱し唾を吐きかけまた床の上に蹴りきびしく苛責しああ 遂に――わが息の根の止まる時までも。
— 萩原朔太郎 『氷島』 青空文庫
今の蘭人の言葉は彼にとつては致命的な侮辱であつた。
— 太宰治 『地図』 青空文庫
さつきのことばと言へ、今の笑ひ声と言ひ明らかに自分を侮辱してると彼は一途に思ひつめた。
— 太宰治 『地図』 青空文庫
けれども、けふの兎は、何か内證の思惑でもあるのか、いつものやうに狸に向つて侮辱の言葉も吐かず、先刻から無言で、ただ技巧的な微笑を口邊に漂はせてせつせと柴を刈つてゐるばかりで、お調子に乘つた狸のいろいろな狂態をも、知らん振りして見のがしてやつてゐるのである。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
日本人はアメリカでは始終排斥され侮辱されていても、それとは無関係に寛大な日本人はアメリカ文化にあくがれるのである。
— 寺田寅彦 『チューインガム』 青空文庫
作例 · 標準
人前で家族を侮辱されたことに腹を立て、彼は思わず相手の胸ぐらをつかんだ。
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どんなに仕事ができなくても、人格まで侮辱するような言い方は許されない。
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彼女は同僚からの度重なる侮辱に耐えきれず、会社を辞める決心をした。
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