下臣
かしん
名詞
標準
low-rank retainer
文例 · 用例
其の一族及び旗下臣下等の、奈翁の爲に巨福を得たものは何程あるか知れぬ。
— 幸田露伴 『努力論』 青空文庫
その一族及び旗下臣下等のナポレオンの為に巨福を得たものは何程あるか知れない。
— 幸田露伴 『努力論(現代訳)』 青空文庫
自茲以後、天下臣民照舊束髮、悉從其便。
— 桑原隲藏 『支那人辮髮の歴史』 青空文庫
若し夫れ之を開設する方法制度に至つては、願くは之を開設するの允可を得るに随つて、適当の代人を出し、与に共に之を定めん、然れども、陛下臣等が考案を聴かんと為さば、臣等固より書して以て、之を上り、或は口づから之を陳せむ。
— 誰が日本民族の主人であるか 『天皇』 青空文庫
(自分は、鎌倉殿の弟だ) というような自尊心から出る威張りかたなどは誰にもした例のない義経であったが、景時に対する時は、意識的にも、(下臣) と、いう態度で見た。
— 吉川英治 『源頼朝』 青空文庫
蕪村特有の人情味の深い句であるが、単にそれのみでなく、作者が自ら幼時の夢を追憶して、亡き母への侘しい思慕を、遠い郷愁のように懐かしんでる情想の主題を見るべきである。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
けれどもどこかしんとして春の底の樺の木の気分はあるけれどもそれは偶然性だ。
— 宮沢賢治 『台川』 青空文庫
」「……独逸語のうちでもこれは大分むずかしんじゃろう。
— 黒島傳治 『老夫婦』 青空文庫
作例 · 標準
戦国時代の物語では、主君のために命を捧げる下臣の姿がよく描かれる。
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彼は大名家の最末端の下臣として、地味だが重要な役割を担っていた。
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有力な武将が下臣の意見にも耳を傾けることで、家中はまとまっていった。
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