花神
かしん
名詞
標準
god of flowers
文例 · 用例
されど、日曜の回遊列車の半額なるをさけて、土曜にくりあげ、日がへりの急がしきにならはで、『暗香浮動月黄昏』の趣を賞し、『月明林下美人來』の趣をも賞せむとする心根は、花神も汲まるべくや。
— 大町桂月 『水戸觀梅』 青空文庫
されど、知らず、花神は如何に思ふや、否や。
— 大町桂月 『春の郊外』 青空文庫
泡のやうな塊、月の光のやうな線、ラフワエルの花神の絵の肉色。
— 與謝野晶子 『晶子詩篇全集』 青空文庫
梅花花下の肘枕、花神は必ずやその風流を憐れんでくれるであろう。
— 牧野富太郎 『植物記』 青空文庫
さらに富貴花、天香国色、花神などの名が呼ばれている。
— 牧野富太郎 『植物知識』 青空文庫
再荊棘の条を取香花神前に挿供。
— 鈴木牧之編撰 『北越雪譜』 青空文庫
百樹案に、件の風土記に再び荊棘の条を取り香花神前に挿といひしは、餅花を神棚へ供ずる事を聞て粥杖の事と混錯して記したるなるべし。
— 鈴木牧之編撰 『北越雪譜』 青空文庫
蕪村特有の人情味の深い句であるが、単にそれのみでなく、作者が自ら幼時の夢を追憶して、亡き母への侘しい思慕を、遠い郷愁のように懐かしんでる情想の主題を見るべきである。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
作例 · 標準
庭園には花神を祀る小さな祠があり、いつも花が供えられている。
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毎年春になると、人々は花神に豊作と美しさを祈願する。
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古代の詩歌には、花神の恵みについて詠まれたものが数多くある。
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