荒神
こうじん
名詞
標準
god of a cooking stove
文例 · 用例
外にも壊れかかった石祠がある、中には神体代りの小鉄板が、※びて腐蝕しながらも、奉納白根大日如来寛政七年乙卯六月と読まれた、白峰赤石両山脈の頂で、山の荒神たちと離れられない関係があるらしい、鉄の槍身が、赤|錆びになって仆れていた。
— 小島烏水 『白峰山脈縦断記』 青空文庫
荒神橋の方に遠心乾燥器が草原に転っていた。
— 梶井基次郎 『ある心の風景』 青空文庫
川水は荒神橋の下手で簾のようになって落ちている。
— 梶井基次郎 『ある心の風景』 青空文庫
荒神橋には自転車が通り、パラソルや馬力が動いていた。
— 梶井基次郎 『ある心の風景』 青空文庫
障子の外には人気勢して、くすくす笑い、三太夫は大粒の涙ほろほろ、刀をからりと投棄てて、「切った割に血の出ぬは、むむ、今日は血を流すと、荒神様が祟る日だ。
— 泉鏡花 『貧民倶楽部』 青空文庫
おのれ、荒神様がついてござる、猿智慧だね、打棄っておかっせえまし。
— 泉鏡花 『草迷宮』 青空文庫
と弥次郎|眼を※って、「や、平家以来の謀叛、其許の発議は珍らしい、二方荒神鞍なしで、真中へ乗りやしょう。
— 泉鏡花 『歌行燈』 青空文庫
今日は品川荒神の秋季大祭とかいうので、品川の町から高輪へかけて往来が劇しい。
— 岡本綺堂 『一日一筆』 青空文庫
作例 · 標準
祖母は毎朝、台所の三宝荒神に手を合わせ、家族の健康と火の用心を祈っている。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
この地域の古い家々には、今でも荒神様を祀る神棚が竈の近くに設えられている。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
「火を粗末に扱うと荒神様に叱られるよ」と、母は子供たちに厳しく言い聞かせた。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview