鍾馗
しょうき
名詞
標準
Shōki the Plague-Queller
文例 · 用例
」「いいえ、鍾馗ではございません。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
杏奴夫人の先君はわたくしに嘱するに、令息類君の為めに鍾馗の絵を作ることを以てした。
— 木下杢太郎 『本の装釘』 青空文庫
其枕頭には魔除けの為めに曩日の鍾馗の画像が立てかけられてあり、わたくしは二十幾年ぶりかに、ゆくりなくも此分身に邂逅したことがあつた。
— 木下杢太郎 『本の装釘』 青空文庫
あなた、行って見てもいゝですが、ばあさんの部屋はきれいに片付けられていま魔除けの鍾馗さまの人形が一つ赤鬼をひっ掴んで八方を睨んでるだけでさ」 夜の八時過ぎになるのに母はなか/\戻って来ませんでした。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
考証好きの馬琴は、その短い随筆の中でも、唐山には窮鬼と書くの、蘇東坡に送窮の詩があるの、また、窮鬼を耗とも青とも云うの、玄宗の夢にあらわれた鍾馗の劈いて啖った鬼は、その耗であるのと例の考証をやってから、その筆は「四方の赤」に走って、「近世、江戸牛天神の社のほとりに貧乏神の禿倉有けり。
— 田中貢太郎 『貧乏神物語』 青空文庫
筆者は九歳の時に「鍾馗」の一番を上げると直ぐにワキに出された。
— 夢野久作 『梅津只圓翁伝』 青空文庫
一枚、鍾馗を描いてやったら、大変喜んでいたがの。
— 佐左木俊郎 『再度生老人』 青空文庫
古エトルリアの地獄神チャルンは巨槌で亡魂どもを打ち苦しむ(デンニス著『エトルリアの都市および墓場』二巻二〇六頁)、『※余叢考』三五に鍾馗は終葵の訛りで、斉人|椎を終葵と呼ぶ。
— 鶏に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
作例 · 標準
疫病退散を願い、鋭い眼光で鬼を睨みつける鍾馗の絵を玄関に飾る。
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端午の節句に、勇壮な鍾馗の像を五月人形の隣に据えて子供の健やかな成長を祈る。
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伝統的な祭りの行列に、長い髭を蓄えた鍾馗の仮面を被った男が登場した。
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標準
Shōki (WWII fighter aircraft)
作例 · 標準
航空博物館の格納庫で、修復された陸軍二式戦闘機「鍾馗」の力強い機体を見学した。
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父の趣味は精巧なプラモデル製作で、今は「鍾馗」の迷彩塗装に没頭している。
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当時のパイロットの手記によれば、鍾馗の急降下性能は敵機を圧倒していたという。
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ウィキペディア
鍾 馗 は、主に中国の民間伝承に伝わる道教系の神。日本では、疱瘡除けや学業成就に効があるとされ、端午の節句に絵や人形を奉納したりする。また、鍾馗の図像は魔よけの効験があるとされ、旗、屏風、掛け軸として飾ったり、屋根の上に鍾馗の像を載せたりする。
出典: 鍾馗 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0