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商機

しょうき
名詞
1
標準
business opportunity
文例 · 用例
弥兵衛は町人の伜であり、母一人に子一人の境遇、美貌であり品もあり穏しくもあったが、どっちかといえば病身で、劇しい商機にたずさわることが出来ず、家に小金があるところから、和歌俳諧茶の湯音曲、そんなものを道楽にやり、ノンビリとしてくらしていたので、どこか鷹揚のところがあった。
国枝史郎 一枚絵の女 青空文庫
詩も音楽もわかり、美術雑誌から美術批評の寄稿を依頼されたりする光太郎のような一流の仲買人にとっては、戦争が勝てば勝ったように、負ければまた負けたように、商談と商機にことを欠くことはない。
久生十蘭 黄泉から 青空文庫
五十少し前といった、デップリした恰幅で、柔和な眉、少し鋭い智恵の輝きを思わせる眼、二重|顎、大町人らしい寛闊なうちにも、何となく商機に敏い人柄を思わせるのが、地味な紬を着て、ニコニコ遜った微笑を湛えながら、そっと小屋の横から、施米の忙しさや、手摺の外の群衆などを満ち足りた様子で眺めているのでした。
江戸阿呆宮 銭形平次捕物控 青空文庫
当然、事業には商機に絡み、貴重な花なら相当なお金になることも承知済みだ。
The Golden Rose 黄金薔薇 青空文庫
いまに南蛮船も、みんな集まろうに)(さて、小牧の御合戦に、これで上方の御勝利とあれば、すごい景気だが) かれらは、長い見通しにも思惑をかけ、また、時局下の小牧の大戦にも、それぞれ、商機を賭けていた。
第十一分冊 新書太閤記 青空文庫
潘濬が真の人物なら、この不名誉はむしろ彼を発奮させたろうが、潘濬も傅士仁も内心それを恨みに抱いて、もう関羽の麾下では将来の出世はおぼつかないと、商機を測るような考えを起していた。
出師の巻 三国志 青空文庫
やっと、しょうきづいて見ると、もみの木は、ほかの木といっしょにわらにくるまれて、どこかのうちのにわのなかにおかれていました。
GRANTRAEET もみの木 青空文庫
あの暗くてじめじめした塚穴に入れられるのかと思いますと―― 死ぬ、その時になっても私は、「生きたい」と申すでございましょうきっと。
宮本百合子 胚胎(二幕四場) 青空文庫
作例 · 標準
円安の影響で輸出企業には追い風が吹き、海外市場に大きな商機を見出している。
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競合他社が撤退した今こそ、我々がシェアを拡大する絶好の商機だ。
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不況の真っ只中にあって、彼は独自の視点でニッチな商機を掴み取った。
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