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胎内

たいない
名詞頻度ランク #36469 · 青空 357
1
標準
interior of the womb (of a pregnant woman)
文例 · 用例
それはとにかくこの人の云う通り、自分なども五十年来書物から人間から自然からこそこそ盗み集めた種に少しばかり尾鰭をつけて全部自分で発明したか、母の胎内から持って生れて来たような顔をして書いているのは全くの事実なのである。
寺田寅彦 随筆難 青空文庫
しかもそのなにかしらと感じていたものが、ふと生けるものの、女性の胎内とはかかるものではないかと思い浮べられて来たときに、女はわれ知らず、身体が熱くなり、顔の赭くなるのを覚えた。
岡本かの子 富士 青空文庫
私は町の或る狭い横丁から、胎内めぐりのような路を通って、繁華な大通の中央へ出た。
散文詩風な小説 猫町 青空文庫
あるものは人物の胎内に、あるものは貝るゐの内臓に、あるものは玉葱の球心に、あるものは風景の中心に。
萩原朔太郎 月に吠える 青空文庫
女達はそれを胎内に、男達はそれを胸中に持つてゐた。
ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 「マルテ・ロオリッツ・ブリッゲの手記」から 青空文庫
――旧くなって潰れるような家には妙な子供が生れるというものか、大きな家の潰れるときというものは、大人より子供にその脅えが予感されるというものか、それが激しく来ると、子は母の胎内にいるときから、そんな脅えに命を蝕まれているのかもしれないね――というような言葉を冒頭に湊は語り出した。
岡本かの子 青空文庫
……まだ胎内に居ります内に、唯今の場末へ引込みましてな。
泉鏡花 日本橋 青空文庫
金の力と權威を以て、見事に此の女祕藏し見すべし、再び是を阿母の胎内に戻すことこそ叶はずとも、などか其の術のなからんや、いで立處に驗を見せう。
泉鏡花 妙齡 青空文庫
作例 · 標準
母なる海は、生命の胎内であるかのように、私たちを優しく包み込んだ。
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胎児は、母親の胎内で安全に成長していく。
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「この聖地は、第二の胎内として、人々に安らぎを与える。」とガイドは説明した。
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2
標準
interior of a Buddhistic statue
作例 · 標準
その寺院の仏像の胎内には、貴重な経典が納められていた。
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仏師は、仏像の胎内に「奉納」の文字を刻むことがある。
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「この観音像の胎内を拝観できるとは、幸運だ。」と参拝者は感銘を受けた。
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ウィキペディア曖昧さ回避

胎内(たいない) 子宮の内部のこと。 仏像の内部のこと。胎内くぐりという民間信仰もある。 日本の都市、新潟県胎内市(胎内川に由来)。 胎内川。 三好十郎の戯作・脚本。

出典: 胎内 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0