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船上

せんじょう
名詞名詞-の形容詞頻度ランク #26777 · 青空 192
1
標準
on board a ship
文例 · 用例
熱海滞在中漁船に乗って魚見崎の辺で魚を釣っていたら大きな海鰻がかかったこと、これを船上で煮て食わされたが気味が悪くて食われなかったようなことなどを夢のように覚えている。
寺田寅彦 箱根熱海バス紀行 青空文庫
この人の芝居でいちばん自分の感心したのは船上の盛綱の物語の場である。
寺田寅彦 試験管 青空文庫
六 帆船「ビアフラ」の甲板は、今修羅の巷なり、風は猛り波は吼え、世界を覆えす大地震に遭いしがごとき船上にて、入り乱れて闘う海賊と船員との叫び声は、さながら現世にて地獄の声を聴くに異らず。
押川春浪 南極の怪事 青空文庫
余は彼の船上に飛び乗りただちに船内に走入って見るに、その船内の華麗しき事あたかも古代の王宮のごとく、近世の人は夢想する事も出来ぬ奇異の珍宝貨財眼も眩するばかりにて、その間には百人の勇士を右に、百人の美人を左に、古代の衣冠を着けたる一人の王は、端然として坐しいたり、余は跳上って喜べり、オオ生ける人!
押川春浪 南極の怪事 青空文庫
高麗丸船上から、この朝、私たちが瞥見した、あの濛々たる黒煙を吐いていた五、六本の大煙突の立つ真岡工業会社の内部に、私たちは今まさに、兢々然たる胎内|潜りをやっているのだ。
北原白秋 フレップ・トリップ 青空文庫
この話は国境の安別から南航の船上で幾度か提議されたが、決死の覚悟ならとにかくまず見合せたがいいだろうとなった。
北原白秋 フレップ・トリップ 青空文庫
私は今、オホーツク海を北へ北へ、二百六十浬の彼方、ツンドラ地帯は敷香の寒村に向って直航中の高麗丸の船上にある。
北原白秋 フレップ・トリップ 青空文庫
私たちはその西側に直面して、今は僅かに五、六町の沖合まで近々と寄せて機関の運転を止めた高麗丸の船上にあるのだ。
北原白秋 フレップ・トリップ 青空文庫
作例 · 標準
嵐の夜、船上の乗客たちは不安げに揺れる甲板にしがみついていた。
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