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豪家

ごうか
名詞
1
標準
wealthy and powerful family
文例 · 用例
二 今ではどうだか知らないが、私の国では村の豪家などで男子が生まれると、その次の正月は村じゅうの若い者が寄って、四畳敷き六畳敷きの大きな凧をこしらえてその家にかつぎ込む。
寺田寅彦 田園雑感 青空文庫
豪家に生まれた子供が女であったために、ひどく失望した若い者らは、大きな羽子板へ凧のように糸目をつけてかつぎ込んだなどという話さえある。
寺田寅彦 田園雑感 青空文庫
ある豪家の老人が死んだ葬式の晩に、ある男は十二分の酒を飲んで帰る途中の田んぼ道で、連れの男の首玉にかじりついて、今夜ぐらい愉快に飲んだ事は近来にないという事をなんべんもなんべんも繰り返しながらよろけ歩いていた。
寺田寅彦 田園雑感 青空文庫
越後の豪家|高頭仁兵衛氏が、山岳辞彙ともいうべき浩澣な原稿をかかえて、志賀先生を訪問せられたとき、横浜にいる人が、こんな紀行文を発表している、山を知っている人らしいから、訪問してみたらどうかと、注意されたそうだ。
――田山花袋氏―― 紀行文家の群れ 青空文庫
千歳という岬端の村で半日くらい観測した時は、土地の豪家で昼食を食わしてもらった。
寺田寅彦 青空文庫
憫むべし晩成先生、|嚢中自有銭という身分ではないから、随分切詰めた懐でもって、物価の高くない地方、贅沢気味のない宿屋を渡りあるいて、また機会や因縁があれば、客を愛する豪家や心置ない山寺なぞをも手頼って、遂に福島県宮城県も出抜けて奥州の或|辺僻の山中へ入ってしまった。
幸田露伴 観画談 青空文庫
叔父の家は其土地の豪家で、山林田畑を澤山持つて、家に使ふ男女も常に七八人居たのである。
國木田獨歩 少年の悲哀 青空文庫
叔父の家はその土地の豪家で、山林|田畑をたくさん持って、家に使う男女も常に七八人いたのである。
国木田独歩 少年の悲哀 青空文庫
作例 · 標準
彼はこの地域の豪家の出身で、幼い頃から何不自由なく育った。
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その豪家は代々、地域の発展に貢献してきた。
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彼の妻は、由緒ある豪家の令嬢だ。
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