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豪族

ごうぞく
名詞頻度ランク #42693 · 青空 456
1
標準
powerful family
文例 · 用例
この……県に成上の豪族、色好みの男爵で、面構も風采も巨頭公によう似たのが、劇興行のはじめから他に手を貸さないで紫玉を贔屓した、既に昨夜もある処で一所になる約束があった。
泉鏡花 伯爵の釵 青空文庫
この、好色の豪族は、疾く雨乞の験なしと見て取ると、日の昨の、短夜もはや半ばなりし紗の蚊帳の裡を想い出した。
泉鏡花 伯爵の釵 青空文庫
」 河の上流にある倉持の家は、写真で見ても下手なお寺より大きい構えで、棟の瓦に定紋の九曜星が浮き出しており、長々しい系図が語っているように、平家の落武者だというのはとにかくとしても、古い豪族の末裔であることは疑えない。
徳田秋声 縮図 青空文庫
先祖以来茨城の結城郡に居を移した地方の豪族として、多数の小作人を使用する長塚君は、彼等の獣類に近き、恐るべく困憊を極めた生活状態を、一から十迄誠実に此「土」の中に収め尽したのである。
――長塚節著『土』序―― 『土』に就て 青空文庫
いづれにしても鎌倉時代以前よりの、北奥の大豪族であつたに相違ない。
太宰治 津軽 青空文庫
この辺は、いまから七、八百年も前からひらけて、津軽の豪族、安東氏の本拠であつたといふ説もあり、また江戸時代には、その北方の小泊港と共に、津軽の木材、米穀を積出し、殷盛を極めたとかいふ話であるが、いまはその一片の面影も無いやうである。
太宰治 津軽 青空文庫
妻の田氏は魏の豪族田氏の一族中から荘子の新進学徒時代にその才気|煥発なところに打ち込んで嫁入って来たものであった。
岡本かの子 荘子 青空文庫
山水もはた昔時に異なりて、豪族の擅横をつらにくしとも思ずうなじを垂るゝは、流石に名山大川の威霊も半死せしやと覚て面白からず。
北村透谷 三日幻境 青空文庫
作例 · 標準
古代日本では、各地方に強力な豪族がいた。
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大和朝廷は豪族たちを統制し、国家の統一を図った。
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その地域の政治は、代々続く豪族によって支配されていた。
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ウィキペディア

豪族(ごうぞく)とは、国家や諸侯などの広域政権の領域内に土着し、ある地方において多くの土地や財産や私兵を所有して一定の地域的支配権を持つ一族のこと。

出典: 豪族 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0