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家柄

いえがら
名詞頻度ランク #31773 · 青空 948
1
標準
social standing of a family
文例 · 用例
仲蔵なかば、独り言の様に、T「立派な親が ないからだ」 尚も強く、T「立派な家柄がないからだ」 遂に常日頃心の底に秘めて居た欝憤が涙と共に迸り出た。
山中貞雄 中村仲蔵 青空文庫
T「芸は大根でも 家柄のある奴は、親の威光で ドンドン出世する 皆んな家柄のお蔭だ。
山中貞雄 中村仲蔵 青空文庫
けれども、私には……」 と言葉をついで、T「私にはそれが ないばっかりに」 家柄が無いばっかりに仲間の奴にまで蔑まれ、T「何ぞと云えば 捨子の仲蔵と罵られて のけ者扱い……」 後は言葉出でず、涙を呑んで項垂れた。
山中貞雄 中村仲蔵 青空文庫
格別な家柄でもなく一介の土木技手上りに過ぎない貧乏な作家と、大地主で大金持で伯爵の名門に生れた作家と、その呟きには何か胸を打つものさへあるが、とにかくドストイェフスキイは時には境遇的にも自分の原稿を讀み返す暇さへ持てなかつた。
南部修太郎 氣質と文章 青空文庫
家柄ではあり、親父の余威はあり、二度も京都|管領になったその政元が魔法修行者だった。
幸田露伴 魔法修行者 青空文庫
知行も絶え絶えで、如何に高貴の身分家柄でも生活さえ困難であった。
幸田露伴 魔法修行者 青空文庫
それでその頃は立派な家柄の人紳の身ながらに笏や筆を擱いて弓箭鎗太刀を取って武勇の沙汰にも及んだということである。
幸田露伴 魔法修行者 青空文庫
君兪は金で面を撲るような九如を余り好みもせず、かつ自分の家柄からして下眼に視たことででもあろう、ウン御覧に入れましょうといって半分冗談に、真鼎は深蔵したまま、彼の周丹泉が倣造した副の方の贋鼎を出して視せた。
幸田露伴 骨董 青空文庫
作例 · 標準
「あんな名家の方とお付き合いするなんて、うちとは家柄が違いすぎますよ」
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政略結婚が一般的だった時代、当人の意思よりも家柄の釣り合いが何より重視された。
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代々高名な政治家を輩出してきた由緒ある家柄に生まれ、幼少期から英才教育を施された。
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「先祖代々の家柄に泥を塗るような真似だけは、決してしてはなりません」
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2
標準
good family
作例 · 標準
結婚相手を選ぶ際、当人同士の相性よりも家柄の釣り合いを重視する風潮が今なお根強く残っている。
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「あちらは由緒あるお公家さんの家柄ですから、私共のような庶民とは住む世界が違いますよ」
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代々政治家を輩出してきた名門の家柄に生まれた彼は、幼い頃から相応の教育を受けて育った。
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「流石に代々続く家柄だけあって、彼のご両親は言葉遣い一つとっても非常に丁寧だった」
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