業果
ごうか
名詞
標準
effects of karma
文例 · 用例
斯くの如くにして業因業果の全く盈満するまでは、一箭の飛んで勢の尽くるまでは、落ちざるが如きを示せり。
— 北村透谷 『処女の純潔を論ず』 青空文庫
鴻業果たし收むべきその時天は貸さずして出師なかばに君病みぬ、三顧の遠きむかしより夢寐も忘れぬ君の恩答て盡すまごゝろを示すか吐ける紅血は、建興の十三秋なかば丞相病篤かりき。
— 土井晩翠 『天地有情』 青空文庫
そしてそれがまごうかたなく自分の秘かに欲していた情景であることを知ったとき、彼の心臓はにわかに鼓動を増した。
— 梶井基次郎 『ある崖上の感情』 青空文庫
九唱 ナタアリヤさん、キスしましょう その翌、翌日、まえの日の賤民とはちがって、これは又、帝国ホテルの食堂、本麻の蚊がすり、ろの袴、白|足袋の、まごうかたなき、太宰治。
— ――(生れて、すみません。) 『二十世紀旗手』 青空文庫
今日の冴子はまごうかたなく銀座の娘だ。
— 織田作之助 『夜の構図』 青空文庫
低く小さい、鼻よりも、上唇一、二センチ高く腫れあがり、別段、お岩様を気にかけず、昨夜と同じに熟睡うまそう、寝顔つくづく見れば、まごうかたなき善人、ひるやかましき、これも仏性の愚妻の一人であった。
— 太宰治 『創生記』 青空文庫
テーブルには雪のように白いテーブルクロスがかかっていて、上にごうかな銀食器、ガチョウの丸焼きがのっていました。
— THE LITTLE MATCH-SELLER 『マッチ売りの少女』 青空文庫
それは、少女がガラス戸ごしに見てきた、どんなお金持ちの家のツリーよりもきれいでごうかでした。
— THE LITTLE MATCH-SELLER 『マッチ売りの少女』 青空文庫
作例 · 標準
彼の今日の成功は、過去の努力の業果だと皆が認めている。
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悪行を重ねれば、いつかその業果を受けることになるだろう。
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業果報応という言葉があるように、自らの行いが未来を形作る。
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