剛果
ごうか
名詞
標準
valor and decisiveness (valour)
文例 · 用例
そしてそれがまごうかたなく自分の秘かに欲していた情景であることを知ったとき、彼の心臓はにわかに鼓動を増した。
— 梶井基次郎 『ある崖上の感情』 青空文庫
九唱 ナタアリヤさん、キスしましょう その翌、翌日、まえの日の賤民とはちがって、これは又、帝国ホテルの食堂、本麻の蚊がすり、ろの袴、白|足袋の、まごうかたなき、太宰治。
— ――(生れて、すみません。) 『二十世紀旗手』 青空文庫
今日の冴子はまごうかたなく銀座の娘だ。
— 織田作之助 『夜の構図』 青空文庫
低く小さい、鼻よりも、上唇一、二センチ高く腫れあがり、別段、お岩様を気にかけず、昨夜と同じに熟睡うまそう、寝顔つくづく見れば、まごうかたなき善人、ひるやかましき、これも仏性の愚妻の一人であった。
— 太宰治 『創生記』 青空文庫
テーブルには雪のように白いテーブルクロスがかかっていて、上にごうかな銀食器、ガチョウの丸焼きがのっていました。
— THE LITTLE MATCH-SELLER 『マッチ売りの少女』 青空文庫
それは、少女がガラス戸ごしに見てきた、どんなお金持ちの家のツリーよりもきれいでごうかでした。
— THE LITTLE MATCH-SELLER 『マッチ売りの少女』 青空文庫
」 さて、この舞踏会が、なるほど、地の上の世界では見られないごうかなものでした。
— DEN LILLE HAVFRUE 『人魚のひいさま』 青空文庫
一九九一年は我が人生における厄の総決算となった一年だったが、この「生きものの記録」に付き合わされたのも、まごうかたなき凶事であった。
— 富田倫生 『青空のリスタート』 青空文庫
作例 · 標準
彼の剛果な決断が、チームを勝利に導いた。
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将軍の剛果な采配に、兵士たちは士気を高めた。
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困難な状況でも、彼は剛果な精神で立ち向かった。
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