旧家
きゅうか
名詞頻度ランク #43177 · 青空 578 例
標準
old family
文例 · 用例
柚の花やゆかしき母屋の乾隅 土蔵などのある、暗くひっそりとした旧家であろう。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
旧家の奥深く、影のささないひっそりした部屋。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
ついでに表現の構成を分析すれば、「柚の花」が静かな侘しい感覚を表象し、「母屋」が大きな旧家――別棟や土蔵の付いてる――を聯想させ、「乾隅」が暗く幽邃な位置を表象し、そして「ゆかしき」という言葉が、詩の全体にかけて流動するところの、情緒の流れとなってるのである。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
筆者の私も子供の時、大阪の親戚(旧家の商店)で見たのを記憶している。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
主人は地方の零落した旧家の三男で、学途には就いたものの、学費の半以上は自分で都合しなければならなかった。
— 岡本かの子 『東海道五十三次』 青空文庫
矢切の斎藤と云えば、この界隈での旧家で、里見の崩れが二三人ここへ落ちて百姓になった内の一人が斎藤と云ったのだと祖父から聞いて居る。
— 伊藤左千夫 『野菊の墓』 青空文庫
父は娘を神秘な童女に思い做して、自家|偶像崇拝慾を満足せしめたい旧家の家長本能を、貝原との問題に対してどう処置するであろうか。
— 岡本かの子 『渾沌未分』 青空文庫
床下の通風をよくして土台の腐朽を防ぐのは温湿の気候に絶対必要で、これを無視して造った文化住宅は数年で根太が腐るのに、田舎の旧家には百年の家が平気で立っている。
— 寺田寅彦 『日本人の自然観』 青空文庫
作例 · 標準
その地域には、代々続く旧家が多い。
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彼女は由緒ある旧家の出身だ。
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旧家が所有する古民家が、市の文化財に指定された。
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標準
one's old home
作例 · 標準
祭りの時期には、故郷の旧家に里帰りする。
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久しぶりに旧家を訪れると、記憶が蘇ってきた。
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長年空き家だった旧家を、リフォームして住むことにした。
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ウィキペディア
旧家(きゅうけ) 公家の家格 (きゅうか) 古くから続く由緒ある家系を持つ家のこと。 以前の家
出典: 旧家 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0