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高調

こうちょう
名詞動詞-サ変頻度ランク #35481 · 青空 199
1
標準
high spirits
文例 · 用例
この句の語る一つの詩情は、こうした人間生活の「侘び」を高調している。
萩原朔太郎 郷愁の詩人 与謝蕪村 青空文庫
もはや都市経営論者からも、富士山の眺めを取り入れることによって、日本国の首府としての都会美を、高調する計画も聞かされなくなった。
小島烏水 不尽の高根 青空文庫
さうした彼の純情性が、いつも人に怒つたあとで高調してくる。
萩原朔太郎 田端に居た頃 青空文庫
特に「抒情小曲集」と「忘春詩集」の二詩集は就中また小學一年生の作文を典型してゐるが、不思議なことには、それがまた彼の作品中で一番よく、讀者の胸に乘りかけてくる、詩情の最も強いものを高調してゐる。
萩原朔太郎 室生犀星君の人物について 青空文庫
實に「思ひ出」の驚くべきはその至る所の頁をあけても芳烈無比な詩的靈魂が高調されてゐる事である。
萩原朔太郎 名詩集「思ひ出」の眞價 青空文庫
それはこの演説中、私が「野口先生」といふ敬稱を、特に高調して使つた爲に、或る若い人たちに、それが何か耳障りになつたらしく思はれる。
萩原朔太郎 中央亭騷動事件(實録) 青空文庫
)この場合は事情が事情であり、感情の高調を表白してゐる際だから、自然と私の口からそれが語勢を帶びて出て來たらしい。
萩原朔太郎 中央亭騷動事件(實録) 青空文庫
」 と高調子で門を入ったのが、此処に差向ったこの、平吉の平さんであった。
泉鏡花 国貞えがく 青空文庫