好調
こうちょう
形容動詞名詞-の形容詞名詞頻度ランク #7493 · 青空 60 例
標準
favourable
文例 · 用例
思ふにデカダン芸術が好調子であつた時といふのは、猶実生活人の側に健康の或物が可なりに存し、それが崩解しかけてゐたが、崩解してしまつてはゐなかつた時であるやうに思はれる。
— 中原中也 『アンドレ・ジイド管見』 青空文庫
デカダン派が好調子であつた場合は、デカダンな生活をすることが当時の実生活の空気に対して程よい反撥となつたのである。
— 中原中也 『アンドレ・ジイド管見』 青空文庫
そうして、あとには二千五百|米突を示す高度計と、不思議なほど静かなプロペラの唸りと、何ともいえず好調子なスパークの霊感だけが残っていた。
— 夢野久作 『怪夢』 青空文庫
……好調子なスパークの霊感……。
— 夢野久作 『怪夢』 青空文庫
……好調子なスパーク……。
— 夢野久作 『怪夢』 青空文庫
すでに出荷済みの製品の好調を背景に、これらの同志と手を携えて不正価格ソフトの打倒を目指すというトッテン社長の舌鋒は、この日も鋭さを増すばかり。
— 富田倫生 『青空のリスタート』 青空文庫
そしてこのビジネスの好調を受けて、井深御大は大衆市場向けの家電新製品開発に堂々乗り出した。
— 富田倫生 『青空のリスタート』 青空文庫
昨夜根室を出た監視船の隼丸は、泡立つ船首にうねりを切って、滑るような好調を続けていた。
— 大阪圭吉 『動かぬ鯨群』 青空文庫