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気分

きぶん
名詞頻度ランク #1152 · 青空 8769
1
標準
feeling
文例 · 用例
それを聴いて感じられるものは、はや気分でさへない、云つてみれば気分の暈縁くらゐな所かもしれない。
中原中也 音楽と世態 青空文庫
しかしともかく、それらの音楽によつて多くの人々が、好い気持にされてゐるのだから文句はないのだが、然しもと/\気分の暈縁なぞといふオボコイものを聴いて喜んでゐる連中が取引のこととなると俄然骨ばつてくるし、而も楽々骨ばれるやうに前以て備へてゐるので、「音楽と世態」なぞと今並べてみたくなるのである。
中原中也 音楽と世態 青空文庫
熊本へ出張して一と晩久しぶりで旅人の気分で歩いたが、熊本といふ所はいい所です 火山地方特有の落付がありますとも書いてゐた。
中原中也 詩集 浚渫船 青空文庫
以上のことは、自身気付いたばかりのことであるから、云ふのがくすぐつたいが、自分の今迄を顧みても、最初詩の概念が分つたと思つたが、しかし書く時には、気分が失はれる。
中原中也 詩壇への抱負 青空文庫
やがて使ひ終つてその妻楊子を彼の前にある灰皿の中に放つた時、フツと彼は彼の死んだ父親を思ひだした、その放る時の手付や気分やが、我ながら父親そつくりだつたやうな気がした。
中原中也 古本屋 青空文庫
ゆつくりいつくしめば、いつくしんだだけ人様に対して反動を廻すとかなんとか、さういふ自他のけぢめを掻き毟つたやうな行為は少くなるんだし、自分としてもコクのある気分でゐられるんだ。
中原中也 私の事 青空文庫
怪談を話す時には、いつもランプの蕊を暗くし、幽暗な怪談気分にした部屋の中で、夫人の前に端坐して耳をすました。
室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 小泉八雲の家庭生活 青空文庫
然し此の錯雑した時勢にあつても、いつかな愚鈍で、有難からぬ幸福のお方もあつて、その手合では、情けとは迎合性や動物的嗜好などを意味するだけで、つまりまあ気分屋なのである。
中原中也 詩に関する話 青空文庫
作例 · 標準
「今日は雲一つない快晴だから、仕事なんて放り出してどこか遠くへ遊びに行きたい気分だよ」
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混雑した電車で長時間揺られているうちに、人酔いしてしまって少し気分が悪くなった。
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「せっかくの誕生日なんだから、嫌なことは全部忘れて最高に楽しい気分で過ごそうぜ」
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お気に入りの香水をつけて外に出るだけで、いつもの通勤路も少し違った気分で歩ける。
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ウィキペディア

気分 は、一般に快や不快などの色彩を帯び、ある程度の期間持続する心身の状態を指す。

出典: 気分 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0