歌唱
かしょう
名詞動詞-サ変動詞-他動詞動詞-自動詞頻度ランク #17570 · 青空 32 例
標準
song
文例 · 用例
我が子供と共に、燃ゆる竈の傍なる聖母の像のみまへにゆきて、讚美歌唱へはじめしとき、農夫等は聲を止めて、我曲を聽き、好き聲なりと稱へき。
— IMPROVISATOREN 『即興詩人』 青空文庫
そんなことを四、五日繰りかえしているうちに、雨蛙はだんだん芸が上達して、その刀架の孔から、広い世間へ這い出して来た折には、もういっぱしの歌唱いになっていました。
— 薄田泣菫 『艸木虫魚』 青空文庫
――歌唱詩人オスワルドは、ヴェントシン(ヒヨスの毛茸ならんと云わる)を入れたる酒を飲むと見る間に、抱琴を抱ける身体波のごとくに揺ぎはじめ、やがて、妃ゲルトルーデの膝に倒る。
— 小栗虫太郎 『黒死館殺人事件』 青空文庫
それはボサマと呼ばれるこの地方特有のブロヴアンサアル、即ち漂泊歌唱隊(註一)が、とある門口に立つて、三味線のひなびた旋律のもとに、 ながく咲くのは胡桃の花よ とそれこそ聲を長々と引つ張つて、號泣するやうに唄つた一と文句である。
— 福士幸次郎 『地方主義篇』 青空文庫
そして地謠が一種の非人格的な歌唱で、シテの代りに、肉體的及び精神的風景を展開させる役目をする。
— 堀辰雄 『クロオデルの「能」』 青空文庫
山室と歌唱いとは何も知らずそのまま横町を六区の方へ曲る。
— 永井荷風 『心づくし』 青空文庫
それから一切経の中から歌唱の文句を撰出して音楽の囀(歌詞)とするのは僧正の役で、これを舞楽に編み込み舞踊の型を作るのは仏哲の仕事であった。
— 高楠順次郎 『東洋文化史における仏教の地位』 青空文庫
ドイツでかくも強く感ぜられてる歌唱の快楽は、声音的体操の愉悦にすぎなかった。
— JEAN-CHRISTOPHE 『ジャン・クリストフ』 青空文庫
作例 · 標準
彼女の歌唱力は群を抜いており、聴衆を魅了した。
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コンサートのハイライトは、彼の魂のこもった歌唱だった。
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このオペラの主役は、高度な歌唱技術を要求される。
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ウィキペディア
歌唱 とは、声を用いて音楽を作り出すことを言い、調の使用、リズム、持続音などさまざまな発声技術によって通常の音声を強化することで行われる。歌唱を行う人は歌手と呼ばれる。歌手は音楽(アリア、叙唱、歌など)を奏で、それは楽器による伴奏がある場合とない場合がある。歌唱はしばしば他の音楽家とのグループの中で行われ、例として異なる音程の声を歌う歌手による合唱団や、ロックグループやバロックアンサンブルなど楽器演奏家とともに歌うことが挙げられる。また独唱家もいる。
出典: 歌唱 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0