快感
かいかん
名詞頻度ランク #9411 · 青空 953 例
標準
pleasant feeling
文例 · 用例
その羅列が如何に万全を期してゐる際にもなほ、心的快感を喚起するまでゞある。
— 中原中也 『生と歌』 青空文庫
恐怖といふよりは、不快感である。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
人は皆、知ると知らぬに拘らず、そのことを希望してをり、勝敗に心|覚き程は知るによしないものであれ、それは誰も知る、放心の快感に似て、誰もが望み誰もがこの世にある限り、完全には望み得ないもの!
— 中原中也 『山羊の歌』 青空文庫
彼に取って風景は、単に眼に訴える快感、その物のために価値があったのだ。
— 小島烏水 『不尽の高根』 青空文庫
一体口調の惹き起す快感情緒といったようなものは何処から来るかというと、ちょっと考えた処では音となって耳から這入る韻感の刺戟が直接に原因となるように思われるが、実は音を出す方の口の器官の運動に伴う筋肉の感覚を通じて生ずるものである。
— 寺田寅彦 『歌の口調』 青空文庫
手でも足でも思い切り自由に伸ばしたり縮めたりしてはね回っているけれども、その運動の均衡が実に安定であって、非常によくバランスのとれた何かの複雑なエンジンの運転を見ているような不思議な快感がある。
— 寺田寅彦 『映画雑感(※)』 青空文庫
元来、曲線は視線の運動に合致しているため、把握が軽易で、眼に快感を与えるものとされている。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
なんだか人好きの悪そうな風景画や静物画に対するごとに何よりもその作者の色彩に対する独創的な感覚と表現法によって不思議な快感を促されていた。
— 寺田寅彦 『津田青楓君の画と南画の芸術的価値』 青空文庫
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快感 は、気持ち良いと感じる事。快楽(かいらく)、享楽(きょうらく)とも。喜び・幸せ・満足等の感情と密接に結びついている。
出典: 快感 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0