開館
かいかん
名詞動詞-サ変動詞-他動詞動詞-自動詞頻度ランク #14750 · 青空 32 例
標準
opening (for that day's business; of a library, museum, cinema, etc.)
文例 · 用例
すると被告は、暫く考えたあとで、そう云えば、自分はあの晩まったく早くから出掛けていて、まだ開館にならない映画館の出札口で、見物人の行列の一番先頭に立って出札を待っていたから、調べて貰えばきっと誰れか自分を見た人があるに違いないって云い始めたんです。
— 大阪圭吉 『あやつり裁判』 青空文庫
ところが、被告の申立てる犯行当日に於ける上映映画のプログラムや内容については、間違いないんですが、被告人が入場者の行列の先頭に立っていたと云う事については、一日に何回も開館するのだし毎日のことだから少しも覚えがないって、その証人の従業員達はつッぱねちまったんです。
— 大阪圭吉 『あやつり裁判』 青空文庫
世界館の開館のときの写真は松之助の「宮本武蔵」であつた。
— 伊丹万作 『私の活動写真傍観史』 青空文庫
けれども、前をゆく三人ばかりの、いかにも図書館の常連らしい中年の男の人々が次々植込みに消えるところをみれば、きょうは開館しているらしい。
— 宮本百合子 『図書館』 青空文庫
私は伯父の代理にその開館披露式に出席した。
— 倉田百三 『光り合ういのち』 青空文庫
つづいて彼は開館の如何に困難であったかを述べ、蔵書の甚だしく貧弱であることを訴えて後に、「されども市民一日も心の糧なかるべからず。
— 倉田百三 『光り合ういのち』 青空文庫
開館の六月五日を思い返して、うたた感無量なるものがある。
— ――個人的なものから集団的なものへ―― 『歴史の流れの中の図書館』 青空文庫
この映画に限り一週間中午前十時開館というハナバナしさであるから、人気のほどがわかる。
— 坂口安吾 『桐生通信』 青空文庫
標準
opening (of a new library, museum, cinema, etc.)