快楽
かいらく異読 けらく
名詞頻度ランク #9457 · 青空 1727 例
標準
pleasure
文例 · 用例
けれども俺は快楽主義者だ。
— 宮沢賢治 『〔蒼冷と純黒〕』 青空文庫
予の家庭は寧ろ平和の坦道を通過して来たのであるが、予は自らの家庭を毫も幸福なりしとは信じない、悲惨と云う程の事もなかった代り、尋常以上の快楽もなかった。
— 伊藤左千夫 『家庭小言』 青空文庫
妾達の祖先が献身的であったころ、アルチバセフの快楽主義にさえ身顫いしたロシア婦人は欧羅巴スタイルの淫事も、寝床で踊る未来派の怪奇も、断髪にする苦痛さえもなし、公爵婦人の名誉さえ瞬間に地に葬ったのです。
— Love on Drought 『恋の一杯売』 青空文庫
部屋々々の壁の伝説のニデイアの像のかけられた下を快楽のために奴隷にされたフィリッピン人の拳闘家が、床下を犬のように這いながらときどき兇暴なうなり声を出した。
— 吉行エイスケ 『孟買挿話』 青空文庫
茶卓のクロース皮膚の汚点をつけて、無上の快楽については妥協政治で解決する弾力のある男女がおか惚同士のように話しつづけた。
— 吉行エイスケ 『大阪万華鏡』 青空文庫
」「――あら、快楽のためにはフォードだってかまわない、山間を疾駆するじゃありませんか。
— 吉行エイスケ 『大阪万華鏡』 青空文庫
」 街に展いた窓の出張に置かれた洋紅色の花鉢を寝台の枕もとに持ってくると、夜の女は眸の快楽のために、「――その女房と云うのはどんな役目なの?
— 吉行エイスケ 『戦争のファンタジイ』 青空文庫
瞬間は、快楽の結果として恋愛病に罹る。
— 吉行エイスケ 『新種族ノラ』 青空文庫
標準
supreme pleasure obtained by freeing oneself from earthly desires