怪漢
かいかん
名詞
標準
suspicious man
文例 · 用例
しかも最も不思議な事に、その怪漢の悪戯でもございましょうか、スパダ氏の死体と玉兎女史の死骸が警官の出動と同時にかき消す如く消え失せました事で、そのために当局では事件の真相が判明せず、些からず困惑している模様で御座います。
— 夢野久作 『冥土行進曲』 青空文庫
「スミス中尉、飛行島内に、怪漢がまぎれこんでいて、下士官が二名やられました。
— 海野十三 『浮かぶ飛行島』 青空文庫
すぐ下甲板へおいでを願います」「なに、怪漢がまぎれこんだと。
— 海野十三 『浮かぶ飛行島』 青空文庫
」 スミス中尉は、怪漢暴行中との知らせをうけ、さてこそ大事件発生だとばかり、下士官のいうことをよくも確めず、宙をとぶようにして駈けだしていった。
— 海野十三 『浮かぶ飛行島』 青空文庫
怪漢はやがてこっちへやって来るかもしれません。
— 海野十三 『浮かぶ飛行島』 青空文庫
何者とも知れず、覆面の怪漢が砲弾のように飛込んできた。
— 海野十三 『流線間諜』 青空文庫
帆村が意外の出来ごとに面喰らっているところへ、怪漢は飛びこんで来た、そして彼の身体を「右足のない梟」から引離すと、そのまま肩に引き担いで、飛鳥のように室を飛び出した。
— 海野十三 『流線間諜』 青空文庫
帆村を背負った怪漢は何処へゆく?
— 海野十三 『流線間諜』 青空文庫