不審
ふしん
名詞形容動詞頻度ランク #7949 · 青空 3432 例
標準
doubt
文例 · 用例
自分はいささか不審に思つた。
— 萩原朔太郎 『芥川龍之介の死』 青空文庫
」と彼はちょっと不審に思ったが、そんなものに構って居られなかった。
— 葉山嘉樹 『セメント樽の中の手紙』 青空文庫
樹立ちの薄れた処なので、その人達が停ち止って彼を不審相に見る様子がはっきり判った。
— 岡本かの子 『伯林の落葉』 青空文庫
あんなに沢山ある貝が食べられないものかと子供の時によく考えたことだが、それがフランスへ行って、始めて子供の時の不審を解決することが出来た。
— 岡本かの子 『異国食餌抄』 青空文庫
「おかしいも不審もありませんや。
— 宮沢賢治 『銀河鉄道の夜』 青空文庫
與四|郎が方に變る心なければ、一日も百|年も同じ日を送れども其頃より美尾が樣子の兎に角に怪しく、ぼんやりと空を眺めて物の手につかぬ不審しさ。
— 樋口一葉 『われから』 青空文庫
二 夜、丸の内の淋しい町を歩いていたとき、子供を負ぶった見窄らしい中年の男に亀井戸|玉の井までの道を聞かれ、それが電車でなく徒歩で行くのだと聞いて不審をいだき、同情してみたり、また嘘つきのかたりではないかと疑ぐってみたりしたことがあった。
— 寺田寅彦 『雑記帳より(1)』 青空文庫
その際に、もしかこれが旧劇だと、例えば河内山宗俊のごとく慌てて仰山らしく高頬のほくろを平手で隠したりするような甚だ拙劣な、友達なら注意してやりたいと思うような挙動不審を犯すのであるが、ここはさすがに新劇であるだけに、そういう気の利かない失策はしない。
— 寺田寅彦 『初冬の日記から』 青空文庫
作例 · 標準
真夜中に住宅街をうろつく不審な男が目撃され、警察がパトロールを強化した。
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中身のわからない不審な荷物が届いたので、念のため受取を拒否した。
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彼の言い分には不審な点が多く、何かを隠しているのではないかと疑ってしまう。
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