小葉
しょうよう
名詞
標準
lobe
文例 · 用例
或る十月の日曜日の朝ふとそれに目を移すと、黒く古ばんだ硬い葉の間に、杪春の新芽を思はせるかよわい小葉が雑つてゐる。
— 木下杢太郎 『本の装釘』 青空文庫
そら、昼のうちは暗緑色の小葉を開いていて、夕方になると、眠るように葉の表面をとじ合わせて、白っぽい裏を出してしまう……」「成る程……判りました。
— 大阪圭吉 『闖入者』 青空文庫
あしらいには熊笹の小葉を利かせてある。
— ――黙子覚書―― 『夢は呼び交す』 青空文庫
ハチクの花状はマダケとは大いに趣を異にしその円錐花叢は短くして小箒状に簇集し苞ありと雖ども小形にしてその苞頭の小葉また甚だ細小なり。
— 牧野富太郎 『植物記』 青空文庫
その苞に有する小葉は小形狭長にしてマダケの如く大形ならず。
— 牧野富太郎 『植物記』 青空文庫
セリの葉は分裂して多くの小葉と成っている。
— 牧野富太郎 『植物記』 青空文庫
そして冬月その葉の小葉は落ち去ってもなお鉤刺を甲うその主軸ならびに枝軸には依然としてその鉤刺が残り、その刺体は確かと茎に固着して脱去しない。
— 牧野富太郎 『植物一日一題』 青空文庫
葉は短柄を有して枝に互生し、偶数羽状複葉で長さおよそ一尺ばかり、小葉は三ないし対をなし披針形で全辺、葉質硬く平滑で光沢がある。
— 牧野富太郎 『植物一日一題』 青空文庫
作例 · 標準
この臓器は、いくつかの小葉に分かれていることが解剖学的に確認された。
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肺は、空気の通り道である気管支が小葉へと枝分かれしている。
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肝臓の構造は、多数の小葉が集まって形成されている。
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標準
leaflet
作例 · 標準
この複葉植物は、一枚の葉が複数の小葉から構成されている。
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シダ植物の葉は、しばしば羽状に裂けた小葉を持つ。
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「この小葉の形が特徴的だね」と、植物学者は観察を続けた。
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ウィキペディア曖昧さ回避
小葉(しょうよう)は生物学における、生物のある部分を指す用語。 小葉 (leaflet) - 複葉を構成する小部分で、葉身が分裂してできた個々の葉。→複葉を参照。 小葉 (microphyll) - 葉を進化的に分類した場合の一つで、維管束植物の葉のうちヒカゲノカズラ類が持つ葉のこと。葉脈が1本しかなく、葉隙を生じない葉。小成葉とも。→小葉類を参照。 小葉 (lobule) - 動物組織の葉(よう、lobe)の構成単位。肝小葉や肺小葉、精巣小葉など。→葉 (解剖学)を参照。
出典: 小葉 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0