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従容

しょうよう
形容詞-たる副詞-と
1
標準
calm
文例 · 用例
けれども、翁は、「命終のとき」 といって、従容とその親猪の牙にかけられて果てた。
岡本かの子 富士 青空文庫
時に看護員は従容、「戦闘員とは違います、自分をお責めなさるんなら、赤十字社の看護員として、そしておはなしが願いたいです。
泉鏡花 海城発電 青空文庫
ふだんから室子は結局のところは男に敵わないと思っていたが、この青年は抜群の腕と見えて、彼女の左舷の方に漕ぎ出ると、オールへ水の引掛け方も従容と、室子の艇の、左舷の四分の一の辺へ、艇頭を定めると、ほとんど半メートルの差もなく漕ぎ連れて来る。
岡本かの子 青空文庫
悲観の極は例の弾機仕掛けに弾ね上げられ、人生を見直し出した従容たる態度の歌であります。
岡本かの子 仏教人生読本 青空文庫
従容として根本生命に復帰します。
岡本かの子 仏教人生読本 青空文庫
(阿難、従容として後手に縛られる模様をなす。
岡本かの子 阿難と呪術師の娘 青空文庫
」 顔を見合わせ、打頷き、「むむ、成程、」 と腕を解いて、廉平は従容として居直った。
泉鏡花 悪獣篇 青空文庫
こなたは、盛りは四天王、金札打った独武者、羅生門よし、土蜘蛛よし、※々、狼ももって来なで、萌黄、緋縅、卯の花縅、小桜を黄に返したる年増交りに、十有余人の郎党を、象牙の撥に従えながら、寄すれば色ある浪に砕けて、名所の松は月下に独り、従容として名を得る口惜しさ。
泉鏡花 日本橋 青空文庫
作例 · 標準
彼はどんな困難にも従容として立ち向かう、強い精神力の持ち主だ。
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予期せぬ事態にも、彼女は従容と冷静さを失わなかった。
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会議の場で、彼は従容と、自分の意見を述べた。
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