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胡椒

こしょう異読 コショウ・コショー
名詞頻度ランク #19979 · 青空 141
1
標準
pepper
文例 · 用例
それを和蘭の馬鈴薯を雪の様におろしてオリーブ油、酢、塩、胡椒で味をつけた中へなかば埋める。
岡本かの子 食魔に贈る 青空文庫
塩と胡椒と辛子を入れる。
岡本かの子 食魔 青空文庫
これを塩胡椒し、家鴨の肉の截片を入れてちょっと煮込んで食べるのだが、鼈四郎は味見をしてみるのに血生臭いことはなかった。
岡本かの子 食魔 青空文庫
雨は林檎の香のごとくしみじみとふる、さくさくと、扉を透かしてふる雨はVerlaine の涙雨、赤いコツプに線を引く、ひとり顫へてふりかくる辛い胡椒に線を引く、されば声出す針の尖、蓄音器屋にチカチカと廻るかなしさ、ふる雨に酒屋の左和利、三勝もそつと立ちぎく忍び泣き。
北原白秋 東京景物詩及其他 青空文庫
それは牛肉に胡椒を振かけたものであつたが、脂肪がすつかりぬけてしまつてゐて、サラ/\とした、淡白な味のものであつた。
小説 小熊秀雄全集−15− 青空文庫
しづかな朝の単調にわづかな胡椒を振りかけたばかりの食膳私の味覚はそんなぐらゐの甘つたるい料理は喰ひあきた舌なのですもつと もつと腕利きのコックを雇つて下さいこの現代の味覚はもるひね愛好者のたゞれた舌ですねばりこく脂こい情感にふるへるやうなわたしは料理をのぞむのです。
詩集(1)初期詩篇 小熊秀雄全集-2 青空文庫
しかるに回教を奉ずるアラビア人は、無毒の蛇を捕え頭を去り体を小片に切り串に貫き、火の上に旋しながらレモンや塩や胡椒等を振り掛け食う。
蛇に関する民俗と伝説 十二支考 青空文庫
殊に当時の女学生間にはこの為永を今様としたような生温い恋物語が喜ばれて、「わたしの心はこの胡椒……噛みくだいて粉にしてかおりを見て下さるなら……」というようなキザな文句が若い女に喜ばれて暗誦されたもんだ。
――尾崎紅葉―― 硯友社の勃興と道程 青空文庫
作例 · 標準
仕上げに挽きたての黒胡椒を振るだけで、料理の香りがぐっと引き立つ。
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「わっ、胡椒を入れすぎちゃったかな。少し鼻がムズムズするよ」
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大航海時代のヨーロッパでは、胡椒は金と同じくらいの価値がある貴重なスパイスだった。
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