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悄然

しょうぜん
形容詞-たる副詞-と
1
標準
dejected
文例 · 用例
ふり返つて背後をみると、彼は悄然と坂の上に一人で立つてゐる。
萩原朔太郎 芥川龍之介の死 青空文庫
そうして、山榛の木、沢胡桃などが、悄然と、荒れ沢の中に散在している。
小島烏水 白峰山脈縦断記 青空文庫
二人が少しも隔意なき得心上の相談であったのだけれど、僕の方から言い出したばかりに、民子は妙に鬱ぎ込んで、まるで元気がなくなり、悄然としているのである。
伊藤左千夫 野菊の墓 青空文庫
黒く悄然と、さびしさうな影をひいて。
萩原朔太郎 田端に居た頃 青空文庫
」 黒く悄然としてゐる友の背後姿をみてゐる中に、何とも言へないいぢらしさが、湧然として私の胸にわきあがつてきた。
萩原朔太郎 田端に居た頃 青空文庫
あの西行のやうな牧水氏が、遠いところから訪ねて來て追ひ歸され、孤影悄然として門を出て行く姿を考へ、名状できない寂しさと、氣のすまない思ひで一杯になつた。
萩原朔太郎 追憶 青空文庫
私がN署の刑事部屋に這入ると、そこには頭髪を切った無表情な少女のかたわらに、悄然と老衰した彼女の父が坐っていた。
吉行エイスケ 大阪万華鏡 青空文庫
語調が哀れで悄然としていた。
黒島傳治 青空文庫
作例 · 標準
突然の解雇通知を受け、彼は悄然として会社を後にした。
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長年待ち望んでいたチャンスを逃し、彼女は悄然と肩を落とした。
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「試合に負けてしまって、悄然とした顔でうつむいている選手たちに、なんとか声をかけたい。」と、監督は思った。
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悄然(しょうぜん) — 幻辞.com