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欣然

きんぜん
形容詞-たる副詞-と
1
標準
joyful
文例 · 用例
すると急に犀星が欣然として、さも意を得たやうに言つた。
萩原朔太郎 田端に居た頃 青空文庫
何ひとつ武器を持たぬ繊弱の小禽ながら、自由を確保し、人間界とはまったく別個の小社会を営み、同類相親しみ、欣然日々の貧しい生活を歌い楽しんでいるではないか。
―伊馬鵜平君に与える― 畜犬談 青空文庫
』私は欣然として叫んだ。
押川春浪 海島冐檢奇譚 海底軍艦 青空文庫
三郎は欣然として、「日本人の馬鹿が、誑された口惜さに貴方を殺すという騒動です。
泉鏡花 金時計 青空文庫
茶会御出席に依り御心魂の新粧をも期し得べく、決してむだの事には無之、まずは欣然御応諾当然と心得申者に御座候。
太宰治 不審庵 青空文庫
真楽 吾 隠さず、欣然として 煩襟を豁うす。
幸田露伴 運命 青空文庫
而して蜩の小を以て自らその小を知らず、鵬の大を以て自ら其の大を知らず、同じく限に縛せらるゝを知らず欣然として自足するは、憫れむべき自足なり。
北村透谷 人生に相渉るとは何の謂ぞ 青空文庫
後年の孔子の長い放浪の艱苦を通じて、子路ほど欣然として従った者は無い。
中島敦 弟子 青空文庫
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