豪放
ごうほう
形容動詞名詞
標準
largehearted
文例 · 用例
常々菊池寛氏を敬愛して「英雄」と呼んで居たのも、やはりその反性格の爲であつて、丁度あの神經質のボードレエルが、豪放で世俗的なユーゴーを崇敬して居たのと同じである。
— 萩原朔太郎 『芥川君との交際について』 青空文庫
」いつのまにやら豪放な風格をさえ習得していた。
— 太宰治 『佳日』 青空文庫
けれども、かれは豪放磊落を装い、かまわんかまわんと言って背広服で料理屋に乗込んだものの、玄関でも、また廊下でも、逢うひと逢うひと、ことごとく礼服である。
— 太宰治 『佳日』 青空文庫
その時、豪放な、荒っぽい兵士がとび出した。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
渠は親もあらず、同胞もあらず、情夫とてもあらざれば、一切の収入はことごとくこれをわが身ひとつに費やすべく、加うるに、豁達豪放の気は、この余裕あるがためにますます膨張して、十金を獲れば二十金を散ずべき勢いをもって、得るままに撒き散らせり。
— 泉鏡花 『義血侠血』 青空文庫
渠らは豪放なる太夫の平常を識りければ、その言うままに捨て置きて立ち去りけるなり。
— 泉鏡花 『義血侠血』 青空文庫
されども渠はついに失わざるべからざるか、豪放|豁達の女丈夫も途方に暮れたりき。
— 泉鏡花 『義血侠血』 青空文庫
ああ、濶達豪放なる滝の白糸!
— 泉鏡花 『義血侠血』 青空文庫
作例 · 標準
彼の豪放な性格は、多くの人々に慕われている。
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豪放磊落な彼は、細かいことにはこだわらない。
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豪放な筆致で描かれた絵は、見る者を圧倒する。
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