奔放
ほんぽう
形容動詞名詞頻度ランク #22350 · 青空 451 例
標準
wild
文例 · 用例
むしろディオニソス的なる、奔放不羈の自由を欲求してゐた。
— 萩原朔太郎 『芥川龍之介の死』 青空文庫
近頃某氏のために揮毫した野菜類の画帖を見ると、それには従来の絵に見るような奔放なところは少しもなくて全部が大人しい謹厳な描き方で一貫している、そして線描の落着いたしかも敏感な鋭さと没骨描法の豊潤な情熱的な温かみとが巧みに織り成されて、ここにも一種の美しい交響楽が出来ている。
— 寺田寅彦 『津田青楓君の画と南画の芸術的価値』 青空文庫
そのため平常克服してゐたところの性慾が、意志の覊絆を離れて奔放に暴れ※る。
— 萩原朔太郎 『酒に就いて』 青空文庫
ですから、たとえ英国種の牝犬であろうとも近代的な同胞の女の奔放な脚をみて私達は気狂いのように騒ぐのです。
— 吉行エイスケ 『孟買挿話』 青空文庫
と、味噌歯を出してわらったのだが、金羊毛の舞踊室から無頼漢の礼讃を象徴するような意気で猥雑なタンゴが響いてくると、急に奔放な馬のような女となって、 ――Y、おれはお前が好き、お前なしでは生きていられぬ妾の生命、と、なまめかしく云うのであった。
— 吉行エイスケ 『孟買挿話』 青空文庫
それも亡くなられるほんの三四ヶ月前に万世|橋のミカドホテルの球突塲で一|戰を試みたのだつたが、持|點も前に擧げた人|達よりも聊か群をぬいた六十|點で、その突き振たるや快活奔放、當たるべからずといつた愉快さだつた。
— 南部修太郎 『文壇球突物語』 青空文庫
また一字一句もいやしくせず、字の使ひ方假名使ひにまで神經をくばり、營營切切と文章をなす人もあれば、筆の走り動くがままに、驚くばかりの早さで、奔放自在に文章をなして行く人もある。
— 南部修太郎 『氣質と文章』 青空文庫
ざつと言へば、今は亡き作家の中で芥川龍之介などは刻苦精勵型、直木三十五などは先づ奔放自在型だつたと言へるであらう。
— 南部修太郎 『氣質と文章』 青空文庫
作例 · 標準
子供たちは、広い公園で奔放自在に遊び回っていた。
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彼女のダンスは、奔放自在で観る者を魅了する。
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その芸術家の作風は、奔放自在で予測不可能だ。
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