豪傑
ごうけつ
名詞頻度ランク #42565 · 青空 1151 例
標準
hero
文例 · 用例
たとへば西洋の惡魔が、日本では鬼や天狗の類となるし、昔の童話に出る武者修業の豪傑が、今日の新しい童話では、飛行機に乘つて機關銃を撃つたりするところの、科學的武裝をした日の丸太郎の類に變るのである。
— 萩原朔太郎 『童話と教育について』 青空文庫
あるちょっとした腫物を切開しただけで脳貧血を起して卒倒し半日も起きられなかった大兵肥満の豪傑が一方の代表者で、これに対する反対に気の強い方の例として挙げられたのは六十余歳の老婆であった。
— 寺田寅彦 『追憶の医師達』 青空文庫
古寺の大入道や一本足の傘の化物などは、たいてい酒飮みの豪傑のために無邪氣な舞ひをごらんに入れて以て豪傑の乙夜丑滿の無聊を慰めてくれるだけのものである。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
それで、この桃太郎物語を書くに當つても、そんな見た事も無い絶對不敗の豪傑を登場させるのは何としても不可能なのである。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
例えば大勢の中にきっと一人くらいは「豪傑」がいて、わざと傍若無人に振舞って仲間や傍観者を笑わせたりはらはらさせるものである。
— 寺田寅彦 『静岡地震被害見学記』 青空文庫
大吉尚も舞台の端を右左に歩き廻り乍ら進藤たちの方チラッと見乍ら、T「天下の豪傑 出て来ぬのか?
— 山中貞雄 『中村仲蔵』 青空文庫
これは、すぐ近所の新聞社の二の面の(三の面の人は概して、飲みそうで飲まない)豪傑兼|愛嬌者である。
— 国木田独歩 『号外』 青空文庫
しかし病気というものは決して学校の行軍のように弱いそれに堪えることのできない人間をその行軍から除外してくれるものではなく、最後の死のゴールへ行くまではどんな豪傑でも弱虫でもみんな同列にならばして嫌応なしに引き摺ってゆく――ということであった。
— 梶井基次郎 『のんきな患者』 青空文庫
作例 · 標準
物語の主人公は、数々の困難を乗り越える豪傑として描かれている。
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彼はその地域の治安を守る、まさに現代の豪傑だと言えるだろう。
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歴史上の豪傑たちの逸話は、今でも多くの人々に語り継がれている。
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