号砲
ごうほう
名詞
標準
signal gun
文例 · 用例
一通り自分の飛行船の各部を詳細に検査して、見送りの人々に一礼してその中に這入って、静かに号砲の鳴るのを待ち構えている。
— 押川春浪 『月世界競争探検』 青空文庫
南軍誤って此を我砲となし、争って急に門に趨きしが、元より我が号砲ならざれば、門は塞がりたり。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
誰でも時計を号砲に合せることを忘れた時には岡田の部屋へ問いに行く。
— 森鴎外 『雁』 青空文庫
十四日の午前六時、号砲三発山に木魂すると共に、官軍の先鋒は二俣口望んで、喊声を挙げる。
— 菊池寛 『田原坂合戦』 青空文庫
待つ事少時、三発の号砲を聞くや、躍進して迫り、右翼第一線の塁を抜いた。
— 菊池寛 『田原坂合戦』 青空文庫
汽船で鳴らす霧笛、燈台で鳴らす号砲のような霧信号。
— 葉山嘉樹 『海に生くる人々』 青空文庫
号砲は池のほとりで一発又一発とつづけて打ち出されるので、黄い烟が青い木立のあいだを迸り出て、陰った空の下に低く消えてゆくのが眼の前にみえる。
— 岡本綺堂 『倫敦の一夜』 青空文庫
すると、号砲に打たれた競技者のやうに、エピキユール学校の校長が矢庭にスタートを切つて一目散に駈け出した。
— 牧野信一 『山彦の街』 青空文庫
作例 · 標準
運動会の開始を告げる号砲が、青空に響き渡った。
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マラソンのスタート地点で、選手たちは号砲を今か今かと待っていた。
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ドン!という号砲と共に、レースが始まった。
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