太っ腹
ふとっぱら
形容動詞名詞-の形容詞名詞頻度ランク #32053 · 青空 44 例
標準
generous
文例 · 用例
佐吉さんの兄さんとは私も逢ったことがあり、なかなか太っ腹の佳い方だし、佐吉さんは家中の愛を独占して居るくせに、それでも何かと不平が多い様で、家を飛出し、東京の私の下宿へ、にこにこ笑ってやって来た事もありました。
— 太宰治 『老ハイデルベルヒ』 青空文庫
ノビノビというべきかダラシナクというべきか、ともかく書きたいように書いたファイルは、太っ腹というのかアバウトというのか、ともかく大きいには違いない稲葉さんの度量によって復活のチャンスを与えられた。
— 富田倫生 『青空のリスタート』 青空文庫
その古い色を見ると、木村の父の太っ腹な鋭い性格と、波瀾の多い生涯の極印がすわっているように見えた。
— 有島武郎 『或る女』 青空文庫
今夜は太っ腹なんだ、おれは」「いちど融けて固まったチーズほど、不快な歯ざわりのものはない」「失礼な奴だな。
— 第3章 フルサークル、1991年 『45回転の夏』 青空文庫
あの二人は性格が随分異っているでしょう、その違いを私がどう感じたかということなのよ」「さあ――大体何だろう、鈴木は神経質で、考え出すと眠れないという方だが、吉村はずっと太っ腹だろうな。
— 宮本百合子 『心の河』 青空文庫
どうも、相手のそんな篦棒な太っ腹が本当らしく思われなくなったので、彼は肚の中でと思った。
— または チチコフの遍歴 第一部 第一分冊 『死せる魂』 青空文庫
眼のぎろりと大きい、養子とは反対の太っ腹なむっつりした男で、垢と泥とでどす黒く見える懐の中から、すっきりとした外国製の煙草を一本抜き出した。
— ――木人夜穿靴去、石女暁冠帽帰(指月禅師) 『夜の靴』 青空文庫
太っ腹ないい男だったが、可愛相な事をしたよ。
— 夢野久作 『爆弾太平記』 青空文庫
作例 · 標準
忘年会の費用を全て社長が支払ってくれるなんて、本当に太っ腹ですね。
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そのレストランのオーナーは太っ腹で、学生にはいつも大盛りを無料でサービスしてくれる。
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抽選で一等賞品が高級車だなんて、今年の企画はずいぶんと太っ腹だ。
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