豪快
ごうかい
形容動詞名詞頻度ランク #15990 · 青空 164 例
標準
hearty
文例 · 用例
」 マツノスケはわざと豪快にわらってから、「やあ、有がとう。
— 吉行エイスケ 『女百貨店』 青空文庫
次兄は、酒にも強く、親分気質の豪快な心を持っていて、けれども、決して酒に負けず、いつでも長兄の相談相手になって、まじめに物事を処理し、謙遜な人でありました。
— 太宰治 『兄たち』 青空文庫
かかる用意あってはじめて、自分は無制限と豪快の気持で、その一本を飲み干すことができる。
— 岡本かの子 『食魔』 青空文庫
話のうちに氏が時々立てる昔のままの豪快笑いが変り果てた現在の氏の異形から出て来るのが一種|妖怪的な傷ましさを葉子に感じさせた。
— 岡本かの子 『鶴は病みき』 青空文庫
西遊記に似て、而も其の誇誕は少しく遜り、水滸伝に近くして、而も其の豪快は及ばず、三国志の如くして、而も其の殺伐はやゝ少し。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
鞭声粛々夜河を渡った彼の猛烈な謙信勢が暁の霧の晴間から雷火の落掛るように哄と斬入った時には、先ず大抵な者なら見ると直に崩れ立つところだが、流石は信玄勢のウムと堪えたところは豪快|淋漓で、斬立てられたには違無かろうが実に見上げたものだ。
— 幸田露伴 『蒲生氏郷』 青空文庫
定基は家柄なり、性分なりで、もとより学問文章に親んで、其の鋭い資質のまにまに日に日に進歩して居たが、豪快な気象もあった人のこととて合間合間には田猟馳聘をも事として鬱懐を開いて喜びとしていた。
— 幸田露伴 『連環記』 青空文庫
梁肉を貪り喰ひ、酒緑燈紅の間に狂呼して、千金一擲、大醉淋漓せずんば已まざるが如きは、豪快といへば豪快に似たれども、實は監獄署より放免せられたる卑漢が、渇し切つたる娑婆の風味に遇ひたるが如く、十二分に歡をすだけ、其の状寧ろ憫む可く悲しむ可くして、寒酸の氣こそ餘り有れ、重厚のところは更に無いのである。
— 幸田露伴 『努力論』 青空文庫
作例 · 標準
彼は豪快に笑い飛ばし、場の雰囲気を明るくした。
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その漁師は、豪快な性格で皆に慕われている。
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豪快な一撃で、ボールはスタンドに飛び込んだ。
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