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題辞

だいじ
名詞
1
標準
prefatory words
文例 · 用例
すべての怨、すべての憤、すべての憂と悲みとはこの怨、この憤、この憂と悲の極端より生ずる慰藉と共に九十一種の題辞となって今になお観る者の心を寒からしめている。
夏目漱石 倫敦塔 青空文庫
題辞の書体は固より一様でない。
夏目漱石 倫敦塔 青空文庫
しばらくすると女はこの紋章の下に書きつけてある題辞を朗らかに誦した。
夏目漱石 倫敦塔 青空文庫
余はまた主人に壁の題辞の事を話すと、主人は無造作に「ええあの落書ですか、つまらない事をしたもんで、せっかく奇麗な所を台なしにしてしまいましたねえ、なに罪人の落書だなんて当になったもんじゃありません、贋もだいぶありまさあね」と澄ましたものである。
夏目漱石 倫敦塔 青空文庫
凡江戸時代の詩文集には必数人の序跋題辞等が掲げてあるのに、独り枕山の集のみこれを見ないのは頗異例とすべきである。
永井荷風 下谷叢話 青空文庫
彼は塵と灰とを吹き払い、控え帳を取り出して表紙に太く刻まれた題辞を見た。
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft チャールズ・デクスター・ウォードの事件 青空文庫
わしは今の時代に、不潔な清潔という題辞を与えてやりたい。
LES MISERABLES レ・ミゼラブル 青空文庫
おう、だいじなことを言い忘れた。
太宰治 ダス・ゲマイネ 青空文庫
作例 · 標準
その詩集の冒頭には、作者自身の思いを綴った題辞が添えられていた。
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「この本を読者の皆様に捧げる」という題辞が、彼の作品への情熱を物語っています。
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彼女は新しく出版する論文に、恩師への感謝を込めた題辞を書き記した。
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