序言
じょげん
名詞名詞-の形容詞
標準
foreword
文例 · 用例
」 かの大序は、今にして忸怩の念を覚えしめるものであり、兎角序言で己れを語り過ぎるといふことは、世の好感を衷ひ易く、作歌そのものの吟味にさへ他の反撥を醸し易い。
— 北原白秋 『文庫版『雀の卵』覚書』 青空文庫
道義といふ字を用ふるには、宗教及哲学に訴へて、其字義を釈説すること大切なるべし、然れども吾人は序言に於て断りしたる如く、成る可く平民的に(平民的という言、爰に用ふるを得るとすれば)、雑誌評論らしき、普通の諒解にうちまかせて、この字を用ふるなり。
— 北村透谷 『明治文学管見』 青空文庫
島崎君は老年に徹するといふことをその全集の序言で言つてゐるが、私はその反対に、再び青年にならなければならないやうな気がした。
— 田山録弥 『心の階段』 青空文庫
序言で、ジイドはギリシアの神話までを引用して、姑息な愛の恐るべき害悪を語っている。
— 宮本百合子 『ジイドとそのソヴェト旅行記』 青空文庫
最後に民法改正要綱解説として、穂積重遠博士が序言及び婚姻を執筆していられる。
— 宮本百合子 『若い婦人のための書棚』 青空文庫
さて私は以上をもって貧乏なる語に種々の意味あることを明らかにし、ようやくこの物語の序言を終うるを得た。
— 河上肇 『貧乏物語』 青空文庫
ゼームス・ハルデーン・スミスという人が本年(一九一六年)公にしたる『|経済上の道徳』と題する序言の付記。
— 河上肇 『貧乏物語』 青空文庫
二 訳者バアトンは東方諸国を跋渉した英吉利の陸軍大尉であるが、本の方を中心にしてお話すると、バアトンの訳本の成立ちは、第一巻の「訳者の序言」と第十一巻の「一千一夜物語の伝記並に其の批評者の批評」とに収められて居る。
— 芥川龍之介 『リチヤアド・バアトン訳「一千一夜物語」に就いて』 青空文庫
作例 · 標準
この本には、著名な作家による序言が添えられています。
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序言を読むと、著者の執筆意図がよくわかります。
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「この本を手に取ってくれたあなたに感謝します。」という序言の言葉が印象的でした。
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