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巨匠

きょしょう
名詞頻度ランク #13930 · 青空 182
1
標準
master
文例 · 用例
後に『草枕』のモニューメントを築き上げた巨匠の鑿のすさびに彫んだ小品をこの集に見る事が出来る。
寺田寅彦 夏目先生の俳句と漢詩 青空文庫
明治大正の歌壇にかけて偉業を殘した、このなつかしい巨匠を失つたことは、個人としての友情以外に、深く痛惜に耐へないことである。
萩原朔太郎 追憶 青空文庫
また其の岬を大蛇灘が巻いて、めぐつて、八|雲崎、日暮崎、鴨崎、御室、烏帽子岩、屏風岩、剣岩、一つ一つ、神が斧を打ち、鬼が、鉞を下した如く、やがては、巨匠、名工の、鑿鏨の手の冴に、波の珠玉を鏤め、白銀の雲の浮彫を装ひ、緑金の象嵌に好木奇樹の姿を凝らして、粧壁彩巌を刻んだのが、一|目である。
泉鏡太郎 十和田湖 青空文庫
それは歴史画の巨匠、梅沢狂斎が筆を揮った殷紂、夏桀、暴虐の図集であった。
夢野久作 けむりを吐かぬ煙突 青空文庫
巨匠が鑿を施した、青銅の獅子の俤あり。
泉鏡花 草迷宮 青空文庫
特にこの派の巨匠の中、セザンヌは観照に於て最もよく徹底している。
萩原朔太郎 詩の原理 青空文庫
特にその巨匠ルコント・ド・リール等は、現在的なる人間生活の本質を憎悪し、一切の宇宙を否定しようとするところの、ショーペンハウエル的|厭人感のニヒリズムから、毒々しい挑戦的の態度に於て、浪漫派の感傷的なる愛や人道主義やを、梅毒のように不潔視した。
萩原朔太郎 詩の原理 青空文庫
檜垣の主人が持ち帰ったのは主にフランス近代の巨匠のものだったが、本能を許し、官能を許し、享受を許し、肉情さえ許したもののあることは東洋の躾と道徳の間から僅にそれ等を垣間見させられていたものに取っては驚きの外無かった。
岡本かの子 食魔 青空文庫
作例 · 標準
その絵画は、近代絵画の巨匠によって描かれた傑作だ。
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彼の音楽は、世界的な巨匠に師事して学んだもので、独特の響きがある。
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文学界では、その小説家を平成の巨匠と呼ぶ人もいる。
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「この作品、巨匠の初期のものに似ているね」と美術評論家は言った。
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ウィキペディア

巨匠(きょしょう)とは、専門分野、特に芸術・文化・学問領域で、比類なき才能の持ち主や傑出した人物のことである。漢語風に泰山北斗(たいざんほくと)、あるいはその略称泰斗(たいと)とも。

出典: 巨匠 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0