達人
たつじん
名詞頻度ランク #9043 · 青空 651 例
標準
master
文例 · 用例
「わが子を語れ」と言われたら、志賀直哉ほどの達人でも、ちょっと躊躇するにちがいない。
— 太宰治 『自作を語る』 青空文庫
私は人の富や名声に対しては嘗つて畏敬の念を抱いた事は無いが、どういうわけか武術の達人に対してだけは、非常に緊張するのである。
— 太宰治 『佳日』 青空文庫
しかし泳ぎの達人であった王は、盾の下で鎖帷子を脱ぎ捨てここを逃げのびてヴェンドランドの小船に助けられたといううわさも伝えられた。
— 寺田寅彦 『春寒』 青空文庫
私は馬に慣れないので、少なからず閉口したが、同行中の神田憲君は、この仲間では馬術の達人で、ややともすれば遅れがちな私の馬の綱を、時々引いてくれた。
— 小島烏水 『火と氷のシャスタ山』 青空文庫
終りに、この一文を、同行四人の中、馬術の達人であった神田憲君の霊前に献げる。
— 小島烏水 『火と氷のシャスタ山』 青空文庫
そうした例としては『諸国咄』中の水泳の達人の話、蚤虱の曲芸の話、また「力なしの大仏」の色々の条項を挙げることが出来る。
— 寺田寅彦 『西鶴と科学』 青空文庫
またいもがしらばかり食った盛親僧都の話でも自由風流の境に達した達人の逸話である。
— 寺田寅彦 『徒然草の鑑賞』 青空文庫
配達人の方では、頑として間ちがひでないことを主張してゐる。
— 萩原朔太郎 『酒に就いて』 青空文庫
作例 · 標準
祖父は包丁研ぎの達人で、どんなに錆びた刃物も新品同様に蘇らせる。
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彼は弓道の達人であり、的に当てることよりも所作の美しさを重んじている。
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SNSで話題の料理の達人が、誰でも失敗しないオムレツのコツを伝授してくれた。
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