巨鐘
きょしょう
名詞
標準
large hanging bell
文例 · 用例
既にして巨鐘水にあり。
— 泉鏡花 『夜叉ヶ池』 青空文庫
延久二年十月の地震は、山城、大和の両国が強く、奈良では東大寺の巨鐘が落ちた。
— 田中貢太郎 『日本天変地異記』 青空文庫
山城、大和の強震は、その後寛治五年にも永長元年にも治承元年にもあって、東大寺に災してまた巨鐘を落した。
— 田中貢太郎 『日本天変地異記』 青空文庫
これは不來方城畔の鐘樓から、幾百年來同じ鯨音を陸奧の天に響かせて居る巨鐘の聲である。
— 石川啄木 『葬列』 青空文庫
幅廣き美しい内丸の大逵、師範學校側の巨鐘が、澄み切つた秋の大空の、無邊際な胸から搾り出す樣な大梵音をあげて午後の三時を報じた時、自分は恰度其鐘樓の下を西へ歩いて居た。
— 石川啄木 『葬列』 青空文庫
これは不来方城|畔の鐘楼から、幾百年来同じ鯨音を陸奥の天に響かせて居る巨鐘の声である。
— 石川啄木 『葬列』 青空文庫
幅広く美しい内丸の大逵、師範学校側の巨鐘が、澄み切つた秋の大空の、無辺際な胸から搾り出す様な大梵音をあげて午後の三時を報じた時、自分は恰度其鐘楼の下を西へ歩いて居た。
— 石川啄木 『葬列』 青空文庫
それは明かな虚構であるにしても、鐘が淵に巨鐘の沈んでゐることは今でも信じられてゐる。
— 吉江喬松 『霧の旅』 青空文庫
作例 · 標準
古刹の境内に吊るされた巨鐘は、新年を告げる合図として鳴らされる。
Illusions AI · gemini-2.5-flash-lite
あの寺の巨鐘の音色は、遠くまで響き渡ると評判だ。
Illusions AI · gemini-2.5-flash-lite
「ごーーーーん」と、重厚な巨鐘の音が鳴り響いた。
Illusions AI · gemini-2.5-flash-lite